『鬼滅の刃』は、吾峠呼世晴先生による漫画で、2019年のテレビアニメ化を皮切りに続々と新シリーズが公開されている人気作品です。
特に、2023年4月より放送された『刀鍛冶の里編』では、鬼殺隊に欠かせない武器「日輪刀」を作る刀鍛冶の里が舞台となり、話題を呼びました。
その中でも注目のキャラクターが刀鍛冶職人の1人・鋼鐵塚蛍です!
鋼鐵塚は既に、テレビアニメ第1シリーズ「竈門炭治郎立志編」の序盤から登場していますが、「刀鍛冶の里編」ではより活躍する場面があります。
そこで本記事では、鋼鐵塚蛍の人物像に迫るべく、プロフィール・かっこいい魅力などを解説します。
※本記事では、『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』のネタバレを含みます。
鋼鐵塚蛍のプロフィール
ここではまず、鋼鐵塚蛍が「どのような人物なのか?」に迫るべく、プロフィールを元に人物像をご紹介します。

それでは、鋼鐵塚蛍のプロフィールを見ていきましょう!
名前:鋼鐵塚蛍
年齢:37歳
誕生日:不明
出身:刀鍛冶の里
職業:刀鍛冶職人
性格:頑固、短期
弱点:脇
好物:みたらし団子
声優:浪川大輔
鋼鐵塚蛍は、竈門炭治郎の日輪刀を作った刀鍛冶です。年齢は37歳で、独身です。
性格は、頑固な上に短気です。小鉄くん曰く、嫁の来手がなく、独身のままなのも性格が理由のようです。
炭治郎が初めて日輪刀を握った際に、刀身の色が黒色に変化したことで激怒し、炭治郎に襲いかかります。
これ以降は「刀を折ったら殺す」と脅したり、炭治郎が刀を破損させる度に激怒して包丁を手にして追い掛け回したり、という異常っぷりを見せます。
一方で、弱点はワキであり、くすぐり攻撃をすることで暴走を止めることができます。
難しい性格の鋼鐵塚ですが、これは幼少期からのものらしく、わずか2歳で親はノイローゼになってしまうほどでした。
その後は、刀鍛冶の長である鉄地河原鉄珍によって育てられます。ちなみに、鋼鐵塚に「蛍」と命名したのも鉄珍です。
以上のように、頑固で短気な性格で面倒くさい鋼鐵塚蛍ですが、刀鍛冶としての技術は確かであり、竈門炭治郎からも信頼が厚い人物です。
鋼鐵塚蛍の声優
鋼鐵塚蛍の声を演じているのは、声優の浪川大輔さんです。
浪川さんは子役時代から活躍されており、海外映画『E.T.』の日本語吹き替えでは主人公エリオット役でスティーブン・スピルバーグ監督から評価されました。
代表作には、『BLEACH』ウルキオラ・シファー役、『ONEPIECE』ユースタス・キッド役、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』ナルシソ・アナスイ役などが挙げられます。
他にも数々の有名作品でメインキャラクターを務めており、声優界を牽引する声優の1人として活躍されています。
声質はバリトンボイスです。しかし、演技ではハイトーンからロートーンまで使い分けることができ、演技の幅がある点が魅力的と言えます。
鋼鐵塚蛍の素顔はイケメン!
ここでは、鋼鐵塚蛍の素顔について解説します。
刀鍛冶の里の職人は皆、”ひょっとこのお面”を付けていることが特徴です。鋼鐵塚も例外ではなく、常にお面を付けています。
しかし、『刀鍛冶の里編』では遂に鋼鐵塚の素顔が明らかになるのでした!
鋼鐵塚の素顔は、漫画14巻116話で明らかになりました。
ここでは刀鍛冶の里が、上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺に襲撃され、大混乱となりました。
玉壺は刀鍛冶の鉄穴森鋼蔵と小鉄くんに襲いかかり、駆けつけた霞柱・時透無一郎をもピンチに陥れてしまいます。
そんな優勢であった玉壺が目に付けたのが、鋼鐵塚でした。
鋼鐵塚はアバラ小屋で、竈門炭治郎から預かった戦国時代の刀を研いでいたのです
自分のことをお構いなしに刀を研ぎ続ける鋼鐵塚を見た玉壺は、堪らず鋼鐵塚を攻撃します。すると、ひょっとこのお面が割れて、ついに鋼鐵塚の素顔が明らかになったのでした。
鋼鐵塚の素顔は、精悍なシブいイケメンです。髪はロン毛であることが判明し、普段は縛っているようです。
また、眉は太くて目ヂカラもあり、強面ながらエネルギッシュな印象がカッコいいです。
ちなみに鋼鐵塚は、玉壺の攻撃をいくら喰らっても刀を研ぐことに夢中であり、気づく気配がありません。出血し、左眼が潰されてしまいますが、刀を研ぎ続けます。
この行動も相まって、よりイケメンな印象になる鋼鐵塚でした。
鋼鐵塚蛍はかっこいい!
ここでは、鋼鐵塚蛍のかっこいい魅力についてご紹介します。
前述のように、鋼鐵塚のひょっとこ面の奥には、エネルギッシュでシブいイケメン顔があり、かっこいい魅力の1つとなっています。
しかし、鋼鐵塚の魅力はそれだけではありません。
鋼鐵塚の最大の魅力は、刀にかける情熱の熱さです!
鋼鐵塚は刀に対して人一倍厳しく、同じ刀鍛冶の鉄穴森鋼蔵からも「情熱的な人」と評価されています。
時には刀への想いが爆発し、すぐに刀を破損させる炭治郎を罵倒したり追い回したりするなどの奇行も目立ちます。
しかし裏を返せば、それほどまでに刀鍛冶に本気になっていることの表れであるとも言えるでしょう。
事実、鋼鐵塚は玉壺の攻撃を受けて負傷しても、刀を研ぐことは止めませんでした。むしろ、その刀の使い手に敬意を払うほどです。
時には行き過ぎな鋼鐵塚ですが、刀にかける想いは誰にも負けていないと言ってもよいでしょう。
鋼鐵塚蛍は最後死亡する?
ここでは、鋼鐵塚蛍は「最後死亡してしまうのか?」について解説します。
結論から言うと、鋼鐵塚は劇中では死亡しておりません!
『刀鍛冶の里編』では、炭治郎から預かった戦国時代の刀を研いでいた際に、玉壺の攻撃を受けます。
鋼鐵塚は、そこで全身に傷を受けて出血し、左眼を潰されますが、それでも刀を研ぎ続けました。そして、刀鍛冶の里襲撃を生き延びます。
その後、ケガが治っていないにも関わらず、刀を完全に研ぎ上げて竈門炭治郎に渡します。
元々、鋼鐵塚は全集中の呼吸・常中が使える炭治郎を一晩中追い掛け回すほどの体力の持ち主でもあるため、生命力も強いのかもしれません。
そして最終章では他の刀鍛冶の職人たち共に、戦いを終えた炭治郎の見舞いに来ている姿が描かれています。
まとめ
今回は、『鬼滅の刃』に登場するキャラクター・鋼鐵塚蛍について解説しました。
鋼鐵塚は、テレビシリーズ第1期『竈門炭治郎立志編』より登場する最古参のキャラクターですが、2023年4月放送の『刀鍛冶の里編』では本格的な活躍を見せます。
これまでは、竈門炭治郎を激しく罵倒し、一晩中追い掛け回すといった奇行が目立つ変人として描かれていました。
しかし『刀鍛冶の里編』では、敵の攻撃を受けて負傷しても一心不乱に刀を研ぎ続けるという情熱的でカッコいい一面を見ることができます!
さらに、渋顔イケメンな素顔が明らかになり、こちらも見どころの1つとなっております。
普段は、賑やかしキャラであった鋼鐵塚蛍の意外なギャップは、テレビアニメ『刀鍛冶の里編』でご覧ください!