錦木千束は2022年7月より放送されたテレビアニメ『リコリス・リコイル』の主人公で天真爛漫な性格の可愛らしいキャラクターです。
犯罪を未然に防ぎ、犯罪者を処分することを目的とする独立治安維持組織「Direct Attack」(通称DA)とその実働部隊リコリス。
千束はその中でも歴代最強のリコリスですが、現在はDAの支部の和カフェ「喫茶リコリコ」に所属し、DAが扱わないような些細な任務についています。
今回は、錦木千束のプロフィールや魅力、敵を殺さない理由、過去に起こした旧電波塔事件について解説します。
錦木千束のプロフィール

錦木千早のプロフィールを見ていきましょう!
名前:錦木千早
年齢:17歳
誕生日:9月23日
血液型:AB型
所属:喫茶リコリコ
ランク:ファースト
CV:安済知佳
錦木千束はボブカットに赤いリボンがトレードマークの可愛らしい少女です。喫茶リコリコの自称・看板娘であり、DAが取り扱わないような民間の手助けを明るく楽しそうに行っています。
可愛らしい外見をしていますが、元DA所属の歴代最強リコリスで、制服の色が赤であることからリコリスのランクは一番上のファーストになります。
洞察力に優れ、超至近距離の弾丸を避けることができ、敵の攻撃を一切受け付けないというスゴ技を持っています。
不本意な理由でDAから転属された井ノ上たきなには最初から目をかけており、執拗にスキンシップを取っていました。
そして、DAへの復帰を望み焦るたきなの意を汲み、千束は「今は次に進むとき」と励まし、良好な関係を築くまでになりました。
錦木千束の武器と不殺の理由
千束はリコリスの任務の際には、ゴム弾を使用し敵を殺すことなく任務を遂行します。そればかりではなく、2話ではウォールナット護衛の際にたきなの撃った銃弾で負傷した敵の手当まで行っています。なぜ千束はそれほどまでに不殺を貫くのでしょうか。
不殺の理由は第4話で明かされます。水族館を訪れた際に、たきなは千束になぜ急所に当たらない弾やゴム弾を使い、不殺を貫く理由を聞きます。
千束の答えは「気分が良くない」でした。誰かの時間を奪うことは気分が良くないし、悪人にそんな気持ちにさせられるのはもっとムカつく、というのが理由でした。
なぜそのような思いに至ったのかは、10年前に旧電波塔をたった一人でテロリストから守った「旧電波塔事件」と何か関わりがありそうです。
テロリストの処分に嫌気が指すほどの出来事がこの時に起こったのではないでしょうか。とても気になるところですが、今後の展開で明らかになることを期待します。
錦木千束と旧電波塔事件とは
「旧電波塔事件」は10年前に千束が一人でテロリストを制圧し、旧電波塔を守った事件です。たきな曰くリコリスの間では有名な事件のようです。しかし、現在の電波塔は無惨にも壊れていますが、壊したのは千束ではありません。
旧電波塔事件は10年前であり、現在の千束の年齢は17歳であることから当時は7歳ということになります。千束は7歳で既にテロリストと戦えるほどの戦闘力を持っているくらい強いということですね。
また、千束は「殺しの天才」としてアラン機関より支援を受けていた過去があります。この時に吉松シンジと会っており、千束は吉松を探すために喫茶リコリコにやっていたのです。吉松はリコリコの常連客ですが、千束は吉松の顔を覚えていないようです。
この辺りの経緯と旧電波塔事件は何か関連がありそうですが、現時点では不明な点が多いです。旧電波塔事件の真相やアラン機関で支援を受けたことなど千束の過去は気になるところが多いため、今後の展開が重要となってきます。
錦木千束の魅力

ここでは錦木千早の魅力に迫ります!
天真爛漫でノリのいい性格
千束の魅力は持ち前の天真爛漫な性格です。第1話では、たきなにリコリコでの仕事を教えるために街を回った際に、幼稚園児に優しく接しています。
また、怖いおじさんたちがいる事務所にブツ(コーヒー豆)を届けた際も意気投合しており、場の空気を良くするムードメーカーのような存在です。
また、喫茶リコリコでも常連客と一緒にゲームをするなどノリの良さを魅せています。最初は他人行儀だったクルミやリコリコでの生活に不満をもっていたたきなも千束のパワフルさに巻き込まれ、ゲームに参加するようになります。
千束は視聴者を笑わせたり元気にさせたりする明るく可愛らしいキャラクターです。是非『リコリス・リコイル』本編でチェックしてみて下さい。
たきなへの思いやり
もう一つは、たきなへの思いやりです。千束は仲間を助けるために命令違反を犯し、喫茶リコリコに不本意な転属となったたきなを気にかけており、何かにつけてはたきなに構っていました。
そんな二人の転機は第3話で訪れます。たきなは千束と共にDA本部へ向かい、司令官にリコリコでの成果を訴え、DA復帰を望みますがそれを叶えることはできずに落ち込んでしまいます。
そんな時に千束はたきなを抱きしめ、今はDA復帰に囚われず次に進む時であると諭します。そして「私は君と会えて嬉しい」とたきなを抱き上げます。こうして千束の説得に打たれたたきなはフキ・サクラとの公開模擬戦で見事に勝利を挙げ、最強タッグとなります。
このシーンは千束とたきなの距離がグーンと縮まるターニングポイントです。たきなのしたいことを第一に考える千束の優しさも伺えます。
まとめ
今回は、『リコリス・リコイル』の錦木千束についてご紹介しました。明るく元気な可愛いところやアクションでのカッコいいシーンなどギャップが大きい魅力的なキャラクターです。
千束の過去にはまだ多くの謎があり、今後の展開に目が離せません。また、たきなとの関係も回を追うごとに良いコンビになっているため楽しめる作品となっています。是非『リコリス・リコイル』をチェックしてみて下さい。
