井ノ上たきなは2022年7月より放送されている完全オリジナルアニメ作品『リコリス・リコイル』に登場する女性キャラクターです。
『リコリス・リコイル』は、犯罪者から平和を守るための秘密組織「Direct Attack(通称DA)」の実働部隊「リコリス」と呼ばれる女の子たちの物語です。
たきなは優秀なリコリスで、クールなしっかり者といった印象です。
一方で、同じくリコリスの錦木千束との交流を通して可愛らしい一面が明らかになっていきます。
今回は、井ノ上たきなのプロフィールや魅力、命令違反の理由、などをご紹介します。


井ノ上たきなのプロフィール

井ノ上たきなのプロフィールを見ていきましょう!
名前:井ノ上たきな
年齢:16歳
誕生日:8月2日
血液型:A型
所属:DA→喫茶リコリコ
ランク:セカンド
CV:若山詩音
井ノ上たきなは黒髪ロングでクールな見た目をしているカッコいい系の少女です。
合理的で無駄を嫌う性格で、楽天主義的な錦木千束には不満に思うことがありました。しかし、千束との交流を通して性格も表情も柔らかくなっていくキャラクターです。
リコリスの仕事の面では、大雑把で仕事の内容も碌に把握していない千束に対し、たきなは正確に任務を把握して千束を引っ張っていくしっかり者でもあります。
元々はDAに所属する優秀なリコリスでしたが、ある事件での命令違反を理由にDAの支部「喫茶リコリコ」へ転属となります。
早急にDAに復帰したいと考えており、リコリコで成果を上げるため焦り気味になってしまうこともあります。
DAでの命令違反の理由
たきなが喫茶リコリコに左遷されられた原因はDAでの任務において命令違反をしたことが原因でした。
では、命令違反と何なのか、命令違反をした理由は何なのでしょうか?
事件は第1話冒頭で起こります。犯罪組織の銃取引現場の制圧に動くリコリスでしたが、リコリスの一人が人質に取られています。
現場のリコリスには待機命令が出されていました。
一刻の猶予を争う中、たきなは待機命令を無視して犯罪組織に向けて銃を乱射します。
犯罪者は死亡、人質となっていたリコリスは無事でしたが、武器商人を殺してはいけないという命令も破ってしまうという結果となりました。
たきなが待機命令を無視して犯罪組織を銃撃した真の理由は、人質に取られていたリコリス・エリカを救出するためでした。
たきなは正確に銃を撃つことができる優秀なリコリスです。劇中では、一見すると乱射しているように見えますが、正確に犯人だけを狙っていたのです。
更に第3話では、銃取引事件におけるDAの重大な失態が明らかになります。
DAは何者かのハッキングを受けたため取引時間を間違え、任務中に通信障害が発生する事態となってしまいます。
銃取引制圧の失敗の原因はDAにありました。たきなは詰め腹を切らされてしまったのです。
井ノ上たきなの魅力

それでは井ノ上たきなの魅力に迫りたいと思います!
リコリコではツインテール
黒髪ロングな髪形でクールビューティー系の雰囲気があるたきなですが、喫茶リコリコでは何とツインテールにしています。また、喫茶リコリコでの制服は青い無地の着物です。
ツインテールと聞くと子供っぽさやかわいさをイメージしますが、たきなは元々物静かで大人っぽい感じがあるため、ツインテールにしていてもキレイ系の魅力があります。
また第4話では、下着はトランクスを着用していることが判明し、千束と一緒に普通の下着を買いに行きます。
下着は指定がなかったので喫茶リコリコの店長・ミカにオススメを聞いた結果トランクスを履いていたようです。
ツインテールに着物にトランクスというミスマッチ感が可愛らしいですね。
千束に心を開き可愛さ倍増!
たきなは喫茶リコリコに来た当初は楽観的な錦木千束に対し、苦手意識を感じていました。
また、千束が「命を大事に」という信念を持ち、敵を殺さないで任務に当たることに対しても不満に思うことがありました。
たきなと千束、二人の関係の転機は第3話で訪れます。
DA復帰を望むたきなですが、それは叶わないことが分かりショックを受けてしまいます。
そんなたきなに対し千束は「今は次に進む時、失うことで得られるものもあるよ」、「お店(喫茶リコリコ)の皆との時間を試してみない?」と勇気づけます。
千束の言葉に胸打たれたたきなは、千束と共にリコリス同士の模擬戦で抜群のコンビネーションも見せ、見事に勝利します。
また、千束の呼び方も「千束さん」から「千束」となり、たきなが千束に心を開いていることが分かります。
たきなと千束の最強のコンビネーションが今後、どう発揮されていくのか、要注目です。
井ノ上たきなの魚とは?
ここでは、たきなの「魚」についてご紹介します。「魚」とは一体何なのでしょうか。
たきなの「魚」が見られるのは第4話です。
トランクスしか下着を持っていないたきなを見かねた千束は、たきなと共に下着を買いに行きます。その後に水族館へ行くこととなりました。
その時、たきなは千束に敵を殺さない理由を問います。千束はそれに対し「気分が良くない」と答えます。
千束の意外な一面を知り、感傷的な雰囲気となったところで、たきなは「魚~」と言いながら魚のポーズをとったのです。
千束もチンアナゴのポーズをとって合わせます。
たきなの「魚」とは千束を勇気づけようとする象徴的な言葉とポーズでした。合理的なこと以外は基本やらないたきなの意外な一面です。
今後もたきなの可愛らしい仕草が期待されます。
まとめ
今回は、『リコリス・リコイル』の井ノ上たきなについてご紹介しました。
一見するとクール系のキャラクターですが、仕草や言動に可愛さが詰まっている愛すべきキャラクターです。
戦闘シーンでは激しい銃撃を展開するカッコよさも兼ね備えています。
錦木千束との関係も良好になるにつれ、たきなの新たな魅力が次々と生まれてくることも見どころの一つです。