甘露寺蜜璃は吾峠呼世晴先生原作の漫画『鬼滅の刃』に登場する女性キャラクターです。
『鬼滅の刃』とは、鬼に家族を殺され、妹・禰豆子を鬼にされてしまった竈門炭治郎が「鬼殺隊」に入隊して鬼を倒していくというストーリーです。
甘露寺蜜璃は、鬼殺隊の中でも最も戦力の高い「柱」の一人です。
2023年4月より放送開始した『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』でも活躍するため話題となっています。
今回は、甘露寺蜜璃のプロフィール、強さと技名、過去、伊黒小芭内との関係について解説します。
甘露寺蜜璃のプロフィール

それでは、甘露寺蜜璃のプロフィールを見ていきましょう!
名前:甘露寺蜜璃
使用する呼吸:恋の呼吸
称号:恋柱
年齢:19歳
誕生日:6月1日
身長:167㎝
体重:56kg
出身地:東京府 麻布區 飯倉
特技:料理、メンコ
好きなもの:桜餅、団子
CV:花澤香菜
甘露寺蜜璃は、ピンクと黄緑色の髪と隊服から露出している巨乳が特徴のスタイル抜群で可愛らしいキャラクターです。
胸が露出している理由はコミック12巻の書下ろし8コマ漫画で明らかになっています。
鬼殺隊の隊服縫製係の前田まさおが自分の趣味として甘露寺に胸が露出する隊服を「普通の隊服」として渡したことが理由でした。甘露寺は見事に騙されてしまったことになります。
華奢な身体をしていますが、食べることが好きでかなりの大食いです。
髪の毛の色がピンクと黄緑色をしている理由は、コミック6巻の大正コソコソ噂話にて桜餅を食べすぎたからだそうです。
公式ファンブックでも桜餅を1日あたり170個食べ、それを8か月間続けます。もはや桜餅と言えば甘露寺蜜璃の代名詞ですね。
竈門禰豆子が懐くほど面倒見がよく、一見するとお姉さんっぽいキャラクターです。
しかし、軍歌「宮さん宮さん」を歌ったり、メンコが好きで負け知らずの実力を持っていたりなど子供っぽい姿が垣間見えます。
まさに子供のまま大きくなった(特に胸が)可愛らしいキャラクターです。
甘露寺蜜璃の強さと「恋の呼吸」
ここでは、甘露寺蜜璃の強さと「恋の呼吸」の技についてご紹介します。
甘露寺は特異体質で筋肉の密度が常人の8倍あり、1歳2か月の時には四貫(15㎏)の漬物石を持ち上げてしまうほどのパワーを誇ります。
甘露寺が使う呼吸は「恋の呼吸」です。これは、炎の呼吸から派生した呼吸であり、甘露寺自らが生み出しました。
元々、炎柱・煉獄杏寿郎の継子として炎の呼吸を練習していましたが、この過程で独自の技を生み出し、恋の呼吸が誕生したのです。
恋の呼吸では甘露寺自身の胸のトキメキの感じるままに動くことで技の威力を発揮します。
恋の呼吸の技の一覧は以下の通りです。
恋の呼吸 壱ノ型 | 初恋のわななき |
恋の呼吸 弐ノ型 | 懊悩巡る恋 |
恋の呼吸 参ノ型 | 恋猫しぐれ |
恋の呼吸 肆ノ型 | 未登場 |
恋の呼吸 伍ノ型 | 揺らめく恋情・乱れ爪 |
恋の呼吸 陸ノ型 | 猫足恋風 |
甘露寺の日輪等は刀鍛冶の里の長・鉄地河原鉄珍によって作られた傑作です。細くしなやかに曲がる特殊な刀であり、これによって広範囲な攻撃と守備を可能にしています。
甘露寺の剣技は、女性ならではの柔軟な動きでアクロバティックに技を繰り出します。
そのため、甘露寺の剣の速さは、音柱・宇随天元を上回るほどです。
また、参ノ型「恋猫しぐれ」や陸ノ型「猫足恋風」のように技名に「猫」が含まれているのも甘露寺らしくてかわいいポイントですね。
公式ファンブックでは、それぞれの呼吸で首を斬られた鬼の感想が収録されています。
恋の呼吸で切られると「ドキドキする」、「恋したくなる」など、鬼たちに恋心が芽生えてしまうようです。
恋の呼吸は、技の威力は高いにも関わらず、斬られた側を幸せにしてしまうという不思議な呼吸法のようです。
甘露寺蜜璃の過去
ここでは、甘露寺蜜璃の過去についてご紹介します。
甘露寺は17歳の時に、前述の特異体質と髪の色を理由にお見合い相手に破談を言い渡されてしまいます。
これをきっかけに自分は普通ではないと知り、隠さなければならないと思うようになります。甘露寺は髪を黒く染め、家族が心配するほど食事も抑えるようになります。
そうした努力が遂に実り、「結婚したい」という男性が現れます。これで幸せを掴むことができたかと思いきや、甘露寺の中に疑問が浮かびます。
このまま本当の自分を隠して自分が自分じゃない振りをするのか、本当の自分を好きになってくれる人はいないのか、甘露寺は悩んだ果てに縁談を断り、鬼殺隊に入隊します。
自分の存在理由に自信を無くしていた甘露寺に対し、鬼殺隊の御屋形様・産屋敷耀哉は「君は神様に特別愛された人」、「自分の強さを誇りなさい」と優しく励まします。
こうして甘露寺は、御屋形様の言葉を胸に鬼殺隊で自分の力を発揮するのでした。
蛇柱・伊黒小芭内との関係は?
ここでは、甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の関係についてご紹介します。伊黒小芭内とは甘露寺と同じく「柱」のメンバーの一人です。蛇の呼吸の使い手のため、「蛇柱」の称号を得ています。
この二人は『鬼滅の刃』のカップリングの中でも最も人気の一つとして有名です。では、二人の関係はどこまで進展しているのでしょうか。
まず、甘露寺蜜璃が鬼殺隊に入隊した理由、それはなんと婚活です。自分より強い殿方を探すために入隊した甘露寺は「柱合会議」のシーンでもそれぞれの柱を色眼鏡で見ています。
伊黒に対しては「ネチネチして蛇みたい」、「しつこくて素敵」という褒めているのか良く分からない評価ですが、伊黒のことも恋愛対象として見ているようです。
伊黒は「柱」の中でも壮絶な経験した過去を持ち、心に傷を負っていました。そんな彼を救ったのが甘露寺の笑顔だったのです。
二人は文通をする仲に発展し、鬼舞辻無惨との最終決戦の時に両思いであることが明らかになります。
刀鍛冶の里編での活躍
ここでは、アニメ化が決定した『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』の甘露寺蜜璃の活躍についてご紹介します。
甘露寺は竈門炭治郎より前に刀鍛冶の里に来ており、日輪刀の調整を鉄地河原鉄珍に依頼していました。
その間に甘露寺が温泉を堪能しているシーンが特に見どころです!
甘露寺は日輪刀が手元に戻ってくると刀鍛冶の里を後にします。その直後、刀鍛冶の里は上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺の襲撃を受けてしまい、大混乱に陥ります。
炭治郎・禰豆子・不死川玄弥で半天狗の首を斬っても分離して増えてしまうという血気術に翻弄され大苦戦します。柱である時透無一郎も玉壺を相手に戦うも、鍛冶職人を守りながらの戦いに苦戦を強いられます。
そんな中、甘露寺は刀鍛冶の里の異変に気づき、参戦します。里では玉壺の血気術で生み出された鯉のような化け物が鍛冶職人を襲います。
鉄地河原鉄珍も捕えられ絶体絶命のピンチの中、甘露寺が恋の呼吸・壱の型「初恋のわななき」を喰らわせ、間一髪で救出します。
そして半天狗と戦っている炭治郎たちの元に向かいます。
半天狗は分離した自分の分身達を融合させた憎珀天と戦っており、駆けつけた甘露寺も憎珀天の「狂圧鳴波」をモロに食らい、気絶してしまいます。
止めを刺される寸前で炭治郎・禰豆子・玄弥に庇われ、炭治郎からは「希望の光」と呼ばれます。
これがキッカケで、甘露寺は炭治郎の言葉に胸打たれ、反撃に出るのでした。
まとめ
今回は『鬼滅の刃』の甘露寺蜜璃についてご紹介しました。
甘露寺はふわふわした感じと抜群なスタイルが特徴的な他にはあまりいないような魅力的なキャラクターです。
強さについても剣さばきが宇随天元よりも速いなど意外な一面もあります。
テレビアニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』では重要なキャラクターの一人となっていますので、アニメをより楽しむためにも甘露寺蜜璃を是非チェックしてみて下さい!