『風都探偵』とは石ノ森章太郎先生原作の仮面ライダーシリーズの人気作品『仮面ライダーW』の続編として制作された漫画作品です。2022年8月よりアニメが放送されたことで話題となっています。
これは「風都探偵に出てくる『ときめ』のことが知りたい」「主人公である左翔太郎との関係性は?」そんな悩みを持った方に向けた記事です。
ときめは『風都探偵』に出てくるキャラクターの1人で、多くの謎を持った女性です。物語冒頭、夜の埠頭で主人公である左翔太郎とときめは出会います。
ときめがどんな女性なのか、なぜ夜の埠頭から忽然と姿を消したのか本記事を読めばわかります。
ときめのことを知りたい方はぜひ本記事をご覧ください。
※本記事は『風都探偵』の漫画1巻までのネタバレを含みます。
ときめのプロフィール・声優
”ときめ”は、前番組である『仮面ライダーW』には登場せず、『風都探偵』で初登場した謎に包まれたキャラクターです。

”ときめ”とは一体どんな女性なのでしょうか?
ときめは整った顔に豊満な胸、紫色の長い髪をなびかせる美しい女性です。翔太郎も「どストライクな女」と言うほど、魅力的な見た目をしています。
また謎が多い女性であり、住所不定で公園の噴水をお風呂代わりに生活していたり、出会った相手に「あなたは私を満たしてくれる人?」と質問を投げかけており、不可解な行動をとっています。
ホームレス生活や不可解な行動をとっている理由は、ときめが”記憶喪失”であることが原因です。
ただ記憶喪失ではありますが、何かを探していることだけ覚えており、謎の質問を出会った人々に投げかけています。また、『風都探偵』における重要なアイテムの”メモリ“を持っていることも謎の1つです。
※メモリ:体に刺すことで超人になることができる装置
T字路の魔女と呼ばれる理由
ときめは、街中に突如現れて出会った女性の衣服や男性のお金を奪って逃走し、追いかけても必ず同じT字路で見失ってしまうことから「T字路の魔女」と呼ばれています。
さらには追い剥ぎだけでなく、T字路で起きた殺人事件への関与も疑われており、警察からも魔女と呼ばれ身柄を追われる存在です。
翔太郎もときめと2度目に遭遇した際には、T字路で見失ってしまいます。ときめが毎回T字路で姿を消していたのは、T字路に空間の狭間があり、現実世界と異世界を行き来していたからです。
探偵助手になった経緯
ここでは、ときめが翔太郎の探偵助手となった経緯についてご紹介します。
殺人事件の解決後に、翔太郎がいる事務所でときめを預かることになります。
ときめが持っているメモリの正体を探るためというのが一番の理由ですが、記憶もないため警察からは保護観察処分のような扱いになっています。
事務所の所長である鳴海亜樹子の勧めで、外回りの多い翔太郎の探偵助手に任命されました。
翔太郎はときめが自分の助手になることを少し渋っていましたが、嫌ではなかったようで助手になることを認めます。
ここから翔太郎とときめはパートナーとして様々な事件を解決していきます。
ときめと左翔太郎の関係
二人の出会いは、夜の埠頭から始まります。ときめを一目見た時に翔太郎が、どストライクと言っていたことから、顔はかなりタイプなようです。
翔太郎は殺人事件の犯人であるロードドーパントと対面しピンチになった時に、ときめを逃そうとするなど気にかけているシーンがあります。
ときめも翔太郎のことを気に入っており、事件解決後に事務所内でキスをして「好きよ」と言い、顔を赤らめています。
また、ときめが探偵助手になった後、住むところがないときめは翔太郎の家に住み着くことになりました。
しかし、二人は一緒に暮らすことはなく、翔太郎は事務所で寝泊まりしています。
お互いに惹かれあっているように見える二人ですが、翔太郎は過去の経験から女性との仲を深めることに躊躇していると、相棒のフィリップは語ります。
ときめと翔太郎の関係性がどうなっていくのかは、今後のお楽しみです。
まとめ
本記事では、『風都探偵』に出てくる”ときめ”について紹介しました。ときめは風都探偵の中心となるキャラクターであり、過去の記憶や持っていたメモリを巡って物語が展開されていきます。
物語だけでなくときめと翔太郎の関係性がどうなるかも注目ポイントです。先の展開が気になる!という方は、ぜひ単行本を読んでみてください。