『【推しの子】』は原作・赤坂アカ先生、作画・横槍メンゴ先生による漫画で、2023年4月にテレビアニメ化され、2期制作も決定している大人気作品です。
推しのアイドル・アイの子供に転生した双子「アクア」「ルビー」が、アイを殺した犯人に復讐するために芸能界を生き抜く、というストーリーとなっております。
コミカルなシーンとシリアスなシーンの両方が楽しめる作品です。
今回は、作画・横槍メンゴ先生による書下ろし番外編「interlude」3話のあらすじ・見どころを解説します。
第3話では、有馬かな・黒川あかねの関係性にスポットが当たっており、注目の内容です。
※本記事では、漫画『【推しの子】』「interlude」3話のネタバレを含みます。
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番外編3話のあらすじ
『【推しの子】』「interlude」第3話は、どのような内容なのでしょうか?

まずはあらすじを解説します!
番外編第3話では、第五章「2.5次元舞台編」での舞台『東京ブレイド』終了後からスタートします。
そして主人公となるのは、新旧天才女優としてライバル関係にあり、『東京ブレイド』でも共演を果たした、有馬かなと黒川あかねです!
CM撮影で再び共演することになった2人は息ピッタリで会話し、不仲説を否定します。
しかし、楽屋ではお互いを罵倒し合っており、端から見ても不仲に見える関係だったのです!
そんなギクシャクする2人でしたが、CM撮影では持ち前の演技力を発揮して一発どりでOKを出してしまいます!
一見すると不仲に見える有馬かなと黒川あかねですが、実は中々の名コンビぶりを見せる「ほのぼの回」となりました。
有馬かなと黒川あかねは不仲なのか?
第3話では、息は揃っているものの感情がこもっていなかったり、楽屋で言い合いが止まらないなど、有馬かなと黒川あかねの不仲っぷりが浮き彫りになりました。
しかし、2人は本当に不仲なのでしょうか?
実は黒川あかねは元々、有馬かなの熱狂的なファンであり、かなに憧れて女優を目指すようになりました。
その後、あかねはかなと実際に会うことになりますが、2人はファーストコンタクトから険悪な雰囲気になってしまいます。
これ以降、あかねはかなに憧れは抱くものの、反発してしまう「元ファンの反転アンチ」となりました。
また、2人は共にアクアに想いを寄せる恋敵でもあるため、仲良くすることは難しいでしょう。
特に、あかねはアクアの彼女であったことがあり、かなの嫉妬もハンパではありません!
このように、演技や恋愛でも対立する2人は「不仲」と言えなくもありません。
しかし、内心ではお互いの実力を認め合っており、それを素直に言うことができない「ツンデレ」のようにも見えてしまいます。
有馬かなと黒川あかねの関係は複雑ですが、まんざら不仲とは言い切れません!
CMでの共演シーンがかわいい!
番外編第3話の見どころとなるのが、有馬かなと黒川あかねによるCM撮影です。
ここでは2人が、ライバル同士の海賊に扮しており、迫真の演技による戦いを繰り広げます。
2人の敵対関係は、『東京ブレイド』でも見られた配役であり、それを意識したCMなのかもしれません。
最終的には、激闘から一転して仲良く「そんな暑~い夏には…」と言って、紹介する商品である汗拭きシートをかざしました。
有馬かなと黒川あかねの関係性とも重なり、見ていて微笑ましくなるシーンとなっています。
「名前くらいならいくらでも…」
番外編第3話のもう一つの見どころは繰り返し登場する、有馬かなの「名前ならいくらでも」というセリフです。
これは、黒川あかねに対して「好きに呼んでいい」という心の声であることが終盤になって明らかになります。
黒川あかねは、かなをライバル視すると同時にファンでもあるため、「かなちゃん」と名前で呼んだりもします。
一方で有馬かなは、あかねに対して「目の上のたんこぶ」「おじゃま虫」「煙たい存在」と思っており、あかね以上にライバル心を燃やしています。
そんな間柄でも、内心では「名前くらいならいくらでも」と思っていることが明らかになりました。
しかし、あかねに対してそれを打ち明けることは野暮だとして、口にはしていません。
かなも、あかねに負けず劣らずのツンデレなようです。
まとめ
今回は『【推しの子】』の番外編にあたる「interlude」第3話のあらすじ・見どころについてご紹介しました。
今回は、有馬かなと黒川あかねの関係性に迫る内容となっており、ライバルとしてだけではないツンデレな要素が垣間見れる回となりました。
2人は第9章「映画編」で再び共演することになりますが、今後関係性は良い方向に向かっていくのかどうか、気になるところですね。