『リコリス・リコイル』は2022年7月から放送されている最も注目されているテレビアニメ作品の一つです。原作のない完全オリジナル作品ということで、先の読めない展開に1話進むごとに話題となっております。
中でも注目なのが、錦木千束です。千束は、本作の主人公で天真爛漫で明るい性格の一方で、歴代最強のリコリスでもあるという二面性を持つ魅力的なキャラクターです。
そんな千束ですが、新たな謎と真実がポコポコ出てくる要注目キャラクターです。
今回は『リコリス・リコイル』に登場する錦木千束の人工心臓、アラン機関、真島との関係、じゃんけんの勝率などをご紹介し、多角的に千束の魅力をご紹介します。
※リコリス：犯罪を未然に防ぐための治安維持組織・DAの実働部隊。戸籍のない孤児で構成されており、普段は素性がバレないように女子高生の姿をしている。
千束は人工心臓？
歴代最強のリコリスを謳われている千束ですが、第5話で心臓が人工物であることが明らかになります。
千束の心臓はペースメーカーではなく丸ごと機械となっており、激しい運動をしても平気なほど高い技術で作られています。
音もすることがなく、井ノ上たきなもそれを確かめるために千束の胸に耳を当てます。このシーンがとても可愛らしく、ドキッとするようなオススメのシーンです。
実は、リコリスが所属する治安維持組織「DA」の技術によるものでは、ありません。千束の人工心臓はアラン機関が移植したものだったのです！
なぜ人工心臓を移植する事態になったのかは、第5話の時点では謎に包まれています。千束の身に何があったのか、とても気になるところです！
アラン機関と千束の関係は？
アラン機関とは、貧困層の子供などの才能を伸ばすために支援を行っている団体です。その一方で、裏では銃取引なども行う謎の多い組織でもあります。
支援を受けた子供たちは「アランドチルドレン」と呼ばれ、フクロウのネックレスを与えられています。
なんと千束もこのフクロウのネックレスをつけています！千束はアラン機関の吉松シンジに「殺しの天才」と見染められ、人工心臓移植の手術を受けたという過去を持ちます。
千束は自分を支援した人物が吉松であることは分かっておらず、その人物を見つけてお礼が言うために喫茶リコリコで働いています。
第4話で千束は10年間、支援をしてくれた人物を探していることが分かります。なので人工心臓も10年前ほどに移植したと考えられます。10年前といえば千束はわずか7歳です。当時、千束ひとりでテロリストを制圧した旧電波塔事件とも関係があるのか、謎の多いところですね。
そんな中、第7話で千束は遂に自分の恩人が吉松であることを知ることになります。千束は支援してくれたこと、心臓移植手術をしてくれたことのお礼を言います。
しかし、それに対して吉松の反応は冷ややかでした。吉松は「千束を助けたことを認めることはできない」と言います。アラン機関では、そういう決まりのようです。
恩人に会えたにも関わらず、複雑な思いを経験する千束。千束と吉松の間に何が起こっていたのか、今後のストーリーから目が離せない局面となりました。
千束と真島の因縁！旧電波塔事件
第4話からは、真島というテロリストが登場します。地下鉄襲撃事件を起こしたり、リコリスの連続殺害を行うなど、手段を選ばない恐るべきキャラクターです。
日本でテロリストが次々に疾走する理由の解明・そのテロリストの処分を行っているDAを壊滅に追い込むことを目的として暗躍しています。
そんな真島ですが、第7話で千束との意外な接点が明らかになります。
千束が10年前にたった一人でテロリストを制圧した旧電波塔事件、実はあの現場に真島もいたのです。また、現在の電波塔は崩れていますが、これは真島が壊したことが明らかになりました。
真島は旧電波塔事件を振り返り、千束には敵わないと言い切ります。そして今回、千束と再会することになり、因縁の対決が再燃しそうになります。千束の方は旧電波塔事件の頃の真島のことは覚えていないようです。
千束VS真島の決着がつくのはいつになるのか、どんな結末を迎えるのか、期待が高まります。
千束のじゃんけんの勝率は100％！その理由は？
最後に変わった角度から千束の魅力に迫っていきましょう！
千束には戦闘以外でも優れた能力があります。それはじゃんけんです。なんと千束は勝率100％を誇るほど、じゃんけんが強いのです。
第6話では、ひょんなことから千束とたきなが共同生活を送ることになります。たきなは家事を公平に分担しようと提案します。しかし、千束はこれを「つまんない」と却下。
そこでたきなが「じゃんけんで決める」ことを提案すると千束はニヤリと笑ってその提案に乗ります。
千早はたきなに全戦全勝し、全ての家事はたきなの担当となってしまいました！なぜ千束に一度も勝てないのか、リコリコのミカとミズキに相談しました。すると、千束必勝の秘密が明らかになります。
ズバリ、たきなが一度も千束に勝てないのは「最初はグー」でやっているからです。千束は相手の服や筋肉の動きを予測して次の行動に出ることができるのです。
なので、最初にグーを出すと次に出す手が読まれてしまうというカラクリです。
歴代最強のリコリスなだけあってスゴイ特技ですね。しかし、このカラクリが分かると最初はグーを出さずに不意を突けば突破できます。これにより遂にたきなは千束に勝利することができるのでした。
第6話では、負けるとは思っていなかった千束と、やっとの思いで勝てたたきなの表情に注目です。とても可愛い二人が拝めること間違いなしです！
まとめ
今回は、『リコリス・リコイル』の錦木千束について明らかになった新事実や意外な一面について、ご紹介しました。人工心臓移植の件や旧電波塔事件など、千束の過去には謎が多いように感じます。
吉松シンジや真島との関係にも、どのような決着がつくのか、未だに予想の立てづらい展開となっています。物語も折り返しに入り、リコリスの戦いも熱を増しています。今後も新たな展開が期待されますので、是非チェックしてみて下さい！
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