『うる星やつら』とは、原作者・高橋留美子先生の漫画作品で1978~87年に小学館で連載されていました。1981年10月にアニメ化されており、1984年3月までと長期で放送され人気を博しました。
それだけでなく、ラムちゃんの「だっちゃ」というセリフが一大ブームとなり、今なお人気が絶えない作品です。
そんな『うる星やつら』ですが、2022年10月より新作アニメが放送されることが決定しました!旧アニメから36年ぶりの再アニメ化となります。
『うる星やつら』のファンの方も今回初めて作品を知った方も、新作アニメがどんな内容なのか気になる方は多いでしょう。
今回は、2022年版テレビアニメ『うる星やつら』のあらすじ・原作・登場人物・声優・監督・何話何クールか、などの情報をご紹介します。
『うる星やつら』の世界観・あらすじ

それではまず、『うる星やつら』のあらすじを見てみましょう!
でもうちは、やっぱりダーリンが、好きだっちゃ。
イントロダクション|TVアニメ「うる星やつら」
地球 ❝ 最凶 ❞ の高校生・諸星あたると、宇宙から舞い降りた ❝ 鬼っ娘 ❞ 美少女・ラム。
二人の出会いからすべてが始まった…!
『うる星やつら』は、宇宙人である”鬼族”が地球侵略にやって来るところから始まります。地球人対鬼族の戦いは代表同士の一騎打ちによって、決することになります。
勝負は地球人代表に選ばれた男子高校生・諸星あたると鬼族代表の美少女・ラムで行われることになりました。しかし、勝負の結果はあろうことか諸星あたるとラムが一緒に暮らすハメになってしまいます!
以来、諸星あたるとラムによるドタバタなラブコメディが展開されることになるのでした。
『うる星やつら』は、SF的であり、ギャグ的な世界観を持っています。また、本作は諸星あたるとラムのラブコメディはもちろん、他にも個性的でクレイジーなキャラクターの青春物語が見どころとなっています。
『うる星やつら』は何話何クール放送?
ここでは、『うる星やつら』は何話何クール放送になるのかについてご紹介します。
まず、何クールの放送になるのかについては既に発表されています。
『うる星やつら』は全4クールに渡って放送され、2022年10月より放送開始される第1期は2クール分が放送されます。
話数については未だ発表はありませんが、2クールということもあり、25話前後となることが予想されます。全体で4クールもあるということで、ボリュームの大きい作品となりそうですね。
『うる星やつら』は漫画何巻どこからどこまで?
ここでは、アニメ『うる星やつら』は原作漫画の何巻から何巻までの内容となるのか、についてご紹介します。
高橋留美子先生の原作漫画は単行本は少年サンデーコミックス版が全34巻で刊行されており、全366話とかなりの話数が存在します。一方、1981年版アニメでは、4年半の放送で全218話が放送されています。
2022年版アニメは全体で4クールの放送となるため、50話前後の放送となると思われます。そうなると原作のどこまでが扱われるのでしょうか。
2022年版アニメでは、「選び抜かれた原作エピソード」を扱うと発表されています。なので、原作漫画の全366話の中から厳選されたエピソードがランダムに放送されるのではないかと思われます。

どのエピソードが取り扱われるのか、とても気になりますね!
『うる星やつら』の登場人物・声優
ここでは、『うる星やつら』の主要キャラクターとこの声を務める声優さんについてご紹介します。
諸星あたる
諸星あたるは、友引高校に通う男子高校生であり、類稀なる凶相の持ち主です。
宇宙人・鬼族が地球を侵略に来た際には、地球を賭けた一騎打ちの地球人代表に選ばれてしまいます。最初は渋っていたあたるですが、幼馴染の三宅しのぶとの「ある約束」をすることでやる気を出し、一騎打ちで鬼族代表の美少女・ラムに挑みます。
そして、ひょんなことからラムと一緒に暮らすハメになってしまい、ラムからは「ダーリン」と呼ばれます。
趣味はガールズハントで、浮気性なところがあります。そのせいでラムからは電撃を喰らいますが、不死鳥のようなタフさを誇り、全く懲りる様子がないところもあたるの特徴です。
声優は神谷浩史さんが務めます。『さよなら絶望先生』の糸色望役や『斉木楠雄のΨ難』の斉木楠雄役などの数多くの主演作品を担当されました。『進撃の巨人』のリヴァイ役では幅広い層からのに絶大な人気を誇っています。
ラム
ラムは宇宙人である鬼族の女の子です。露出度の高い虎柄の衣装と小さめの2本の角が特徴的です。また、語尾に「~だっちゃ」をつけて喋り、この話し方がラムのかわいさをよく表しています。
諸星あたるのことを「ダーリン」と呼び、一緒に暮らしています。浮気性のあたるとは正反対で、ラムはあたるに対して一途な想いを抱いています。
ラムはあたるが浮気をすると電撃を浴びせることがよくありますが、これも愛情表現の裏返しであり、どこまでも一途な性格がラムのかわいい魅力です。
声優は上坂すみれさんが務めます。代表作には『中二病でも恋がしたい!』の凸守早苗役があります。ロシア語が堪能であり、『ガールズ&パンツァー』のノイナ役では作中でロシア語を披露しています。
三宅しのぶ
三宅しのぶは諸星あたるのクラスメイトにして幼馴染です。
あたるに想いを寄せており、ラムがあたると暮らすようになってからは三角関係に発展します。可愛く華奢な見た目とは裏腹に怪力が自慢という一面を持っています。
周りの個性的なキャラクターに囲まれた中で、しのぶはメインキャラの中でもレアな普通人間です。時には周りのクレイジーっぷりに振り回されるしのぶですが、それすらも楽しんでしまうタフさも持っています。
声優は内田真礼さんが務めます。代表作の『中二病でも恋がしたい!』の小鳥遊六花役では主演を務めています。他にも『ご注文はうさぎですか?』のシャロ役を演じるなど、ツンデレ少女役が似合う声優です。
『うる星やつら』の監督・制作会社・放送日程
ここでは、『うる星やつら』のスタッフ・制作会社・放送局・放送日程などをご紹介します。
原作者は高橋留美子先生です。『うる星やつら』の他にも、アパートの住人と管理人の未亡人とのラブストーリーを描いた『めぞん一刻』や半妖と人間の冒険劇を描いた『犬夜叉』など数々のヒット作を打ち出しています。
現在も『週刊少年サンデー』で『MAO』を連載中であり、第一線で活躍されている漫画家です。
監督は高橋秀弥さんと木村泰大さんが務めます。2人とも『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』を手掛けたことで有名な監督です。
アニメーション制作は「david production」が担当します。こちらは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ・『はたらく細胞』・『火炎ノ消防隊』などの数々の人気作を手掛けている制作会社です。
放送局はフジテレビ系列の深夜アニメ枠「ノイタミナ」枠で、2022年10月13日より毎週木曜日24:55~より放送開始となります。
まとめ
今回は、2022年版テレビアニメ『うる星やつら』についてご紹介しました。
36年ぶりの再アニメ化であり、原作漫画から厳選されたエピソードが放送されるとあってファンの期待も高まっている作品です。
続編ではなくリメイク作品であるため、旧来の『うる星やつら』を知らない方でも楽しめる作品となっていると思われます。
また、新たに諸星あたる役を務める神谷浩史さんやラム役を務める上坂すみれさん達の演技にも注目が集まります。2022年秋アニメは是非『うる星やつら』をチェックしましょう!