2022年10月12日よりテレビアニメで放送している『チェンソーマン』は藤本タツキ先生の漫画を原作としたテレビアニメ作品です。
”チェンソーの悪魔”に変身する力を手に入れた少年・デンジの活躍を描くアクションダークファンタジーです。
今回のテーマはアニメーション第1話から登場している公安退魔特異4課のリーダーことマキマについてプロフィールから正体、能力、デンジとの関係、最後は死ぬのかなどを調べてみました。
※本記事では、『チェンソーマン』漫画・アニメのネタバレを含みます。


マキマのプロフィール・声優
マキマ

まずはマキマのプロフィールからご紹介します
名前:マキマ
年齢:不明
職業:内閣官房長官直属デビルハンター
外見:ピンク髪・長髪で三つ編み・目が車輪
趣味:映画鑑賞
CV :楠木ともり
マキマについては多くは語られず、年齢、身長体重、バスト等大方予想でしかなく、情報量の少なさに皆驚愕しています。
主人公デンジの上司となる女性。内閣官房長官直属のデビルハンターで、公安退魔特異4課のリーダーです。
性格は優しさと人懐っこさ、デンジから好きな人を聞かれた時は「デンジ君みたいな人かな」と小悪魔的要素も見られている。こんなこと言われたら全男子は飛び跳ねます。
その反面、非情で容赦のない冷徹さを併せ持ち、掴みどころがない性格。周囲の人を惹きつけるミステリアスな魅力があり様々な人間から、畏怖(恐れおののくこと)や憧れを抱かれています。
主人公デンジとは、ゾンビ悪魔討伐に向かった際にチェンソーマンとなっていた時に出会います。そしてマキマは、ゾンビとの戦いに疲れ切ったデンジが倒れ込む時に抱きついたのです。
人間なのか、悪魔なのか誰にもわからなかったが、マキマは「鼻が効く」という理由で公安退魔特異4課に迎え入れます。
マキマの正体は悪魔?
マキマの正体は内閣総理大臣と契約した支配の悪魔でした。支配の悪魔とは自分よりも下の存在を支配することができるのだそうです。
つまり倒した相手は絶対服従になるらしく、死んでいても支配することが可能というチートぶりです。
なぜ悪魔なのに人の姿なのでしょうか?蜘蛛の悪魔が説明していたのですが、「人間に有効的な悪魔ほど人間の形に近づく」ということです。
どうしてチェンソーマンの力が欲しいのかはマキマとデンジの関係で説明します。
マキマの能力は?
マキマの能力は大きく分けて4つと思われています。1つ1つ見ていきましょう。
マキマの正体でも説明した通り支配の悪魔としての能力(自分よりも下の存在を支配する)です。
死んでも蘇る?
3巻でおこったヤクザ襲撃事件で簡単に死んでしまったマキマですが、なぜか何食わぬ顔で新幹線から降りているマキマ。
本人は「私だけ撃たれなかった」と言っていますが無敵なのでしょうか?
理由は↓
内閣総理大臣との契約により、彼女への攻撃は全て日本国民の誰かが不運な死を遂げるとのことです。
マキマが死んだとしても日本国民がいるかぎり何度でも復活ができます。新幹線の事件でもそれが理由で復活していたことになります。
圧死させた能力
これについては黒瀬ユウタロウが契約している罰の悪魔と関係があるそうです。
罰の悪魔の能力は予想ですが、人が罰を受けるときは過ちを犯してしまったときです。その過ちを犯したものに命と引き換えに罰を与える、のだと考えます。
発動条件は【標高の高い神社 ・鳥による視認 ・生贄 ・ターゲットのフルネーム】を知る必要があるらしいです。
そして京都にいるはずなのに東京のヤクザを30人近く圧殺してしまうというほどの力で、ヤクザも「なんかっ…なんだコレ……おい!なんか変な感じだ!」と異変を訴えてから潰されたように殺されています。
方法は↓
①標高の高いところに目隠しの死刑囚(周りの者も全て目隠しさせられている。)
②ターゲット(ヤクザ)の位置を動物を使って視認(場所を特定する必要がある?)
③ターゲット(ヤクザ)のフルネームを支配の力を使用して死刑囚に言わせる。言った本人はその場で息たえる。
④掌と掌を合わせてまるで虫を捻り潰すような動きをするとターゲットが圧殺されている。
動物を操る
作中には数多くの小動物たちの描写があり、その描写にも意味があるものでした。
支配の悪魔での説明でもあったように自分よりも”下の存在を支配することができる”です。コレにより動物も従えることができ、全ての情報を小動物から得ていたのだと思われます。
記憶を操る
【シンプルかつ強い】相手の全てを差し出させ、契約させるものです。完全試合が可能なこの能力ですが、命令だけでなく記憶を書き換えてしまいます。
嫌いだった相手も尊敬や恩があるなど記憶操作されてしまい、もはや敵がいなくなるほどになりました。
マキマとデンジの関係は?
マキマはデンジに近づいたのではなく、ポチタつまりチェンソーマンに興味があったのです。
デンジの顔も見分けがつかないほどで、「ビーム(サメの魔人)と似てるよね」と言ってしまうほど人間の顔には興味がありませんでした。
デンジは拾われたことと美人ということ恩人+胸を揉みたいという本能のままに好きな相手に心をエグられる結果となってショックを受けます。
マキマは最後死ぬ?
マキマは最後デンジ(チェンソーマン)との戦いの末負けました。しかしチェンソーマン(悪魔)として食べられることはありませんでした。
そのため死んでも蘇ったはずですがデンジ(人間)に食べられたため、内閣総理大臣との契約としての復活は起こりませんでした。
悪魔は悪魔に食べられない限り完全に死ぬことはなく、死んでも転生をすることで現世に復活することができます。
マキマも同様でデンジに食べられたことで1度死にましたが、悪魔として食べられたわけではなかったので輪廻転生して黒髪の少女ナユタ(支配の悪魔)として別人として生まれ変わりました。
記憶はなくなり、デンジもナユタの存在には気がつきませんでした。しかしマキマに噛み方を記憶するよう言われていたデンジは、ナユタに噛みつかれた時に記憶が蘇ります。
ナユタはマキマの時の記憶がなく高校生になったデンジと幸せに暮らしました。
ポチタの見立てによれば、家族や対等な関係に飢えており、人が恐怖を抱くものを消すことで、恐怖による支配でしか他者と関われなかった自分が対等な関係を築ける世界を作ることも目的の一つだった、とのことです。
まとめ
最後に振り返っていきます
プロフィール
名前:マキマ
年齢:不明
職業:内閣官房長官直属デビルハンター 外見:ピンク髪・長髪で三つ編み・目が車輪
趣味:映画鑑賞
CV :楠木ともり
正体は自分より下になった(殺された、倒された、負けを確信させられた)ものを支配できる支配の悪魔でした。
能力は相手を掌握する力、「ばん」という銃の悪魔の力、記憶を操作する力、内閣総理大臣との契約により日本国民に死をなすりつける力を持っています。
デンジとの関係はデンジを求めていたのではなく、デンジの中にいるチェンソーマンと一つになりたいがために仕方なくデンジと関係を作るしかありませんでした。
最後はデンジの奇策によりデンジ(人間)として食べられ死を迎える。しかしナユタとして転生をすることでマキマの記憶は無くなってしまい、デンジと幸せに暮らしています。
ここまで読んでいただきありがとうございます。マキマの魅力は知れば知るほど深く作者の思いを強く感じます。皆さんにとってのマキマはどうでしょうか?

