2022年10月放送している『チェンソーマン』は藤本タツキ先生原作の漫画をテレビアニメ化した作品です。
チェンソーの悪魔・ポチタの力によってチェンソーマンに変身する力を手に入れた少年・デンジの活躍を描くアクションあり、ダークファンタジーありのストーリーです。
今回のテーマはアニメーション第3話から登場しているパワーについて詳しく解説していきます。
※本記事では、『チェンソーマン』漫画・アニメに関するネタバレが含まれます。
パワーのプロフィール・声優

まずはパワーについて紹介します
所属 | 公安退魔特異4課 |
---|---|
胸のサイズ | 76.1cm(2巻で早川家に来た時のTシャツの「76・1」表記から) |
誕生日 | 不明 |
身長 | 不明 |
外見 | ツノが生えた巨乳 |
名前の由来 | 天使の階級「能天使(Powers)」 |
声優 | ファイルーズあい |
公安退魔特異4課のデビルハンターで、1人称は「ワシ」で老人のような口調で話します。
性格は闘うのが大好きで、幼稚で我がまま。嘘つきでもあり主人公デンジや公安退魔特異4課のリーダーマキマにも適当なことばかり言っています。
自分が不利な立場になると周りのせいにしたり、差別的な発言も見られてデンジとトラブルを起こしています。
「人間は嘘つき」という理由で人間のことが嫌いなためデンジにも強く当たっていました。友達はニャーコという猫1匹だけです。
なぜか公安退魔特異4課リーダーのマキマには恐れを見せています。
パワーの正体は?
パワーの正体は血の悪魔が人間の死体に取り憑いた魔人でした。
魔人になると自我が失われバケモノ化するため駆除されてしまいますが、パワーは知能や理性が高かったため駆除されずに、マキマによって保護されることになりました。
公安退魔特異4課にて実験として雇われる形になりました。その後マキマから主人公デンジを紹介されバディとなりました。
パワーはデンジを連れて悪魔を探します。その道中でパワーにとって大切なものを取り返す目的があることをデンジに伝えました。
デンジは半信半疑で聞いていましたが、胸を揉ませることを条件に大切なものを取り返す悪魔退治に協力することになりました。
しかし道中2人は戦闘に、コンマ数秒のところでパワーに敗れたデンジ頭から血を流して屋敷に連れて行かれます。中にいたのはコウモリの悪魔でした。
そのコウモリの悪魔に大切なものを取られてしまい返して欲しくば人間を連れてこいと脅されていたのでした。
言われた通りデンジを連れてきたはいいですが人間ではなく魔人だったことに気が付かなかったパワーでした。
コウモリの悪魔がデンジの血を飲んだ瞬間「まずい」といいデンジを投げ飛ばしました。そこでデンジは状況を把握しチェンソーマンとなりコウモリの悪魔を討伐しました。
コウモリの悪魔のお腹から出てきたのはパワーにとって大切なもの「猫のミャーコ」でした。デンジが人間ではなかったこと、ミャーコを助けてくれたことを恩として正真正銘のバディとなりました。
パワーの能力は?
「血の悪魔」が人間の死体に憑依した魔人であるため、通常の魔人と同様に高い身体能力と回復力を持っています。
血を操る能力があり、自身の血を凝固させて武器を作ることができます。他者の血も操ることができ、怪我や出血時の止血などの応用も可能です。(パワーは他人の血を操るのは得意ではないと語っています。)
血から生成する武器はハンマーやナイフなど近接武器がほとんどで、あらかじめ瓶などに入れた血を設置し、近づいた的に向けて血から生成した武器を射出するといったトラップのような使い方もできます。(この方法はパワー自信の血を大量に消費するため、貧血になりやすいのが欠点です。)
パワーはデンジが好き?
パワーは公安退魔特異4課リーダーマキマによって主人公デンジと早川アキと同居することになりました。そのデンジとバディを組んだ時は喧嘩ばかりしていました。
デンジは胸を揉むことを条件に目的に全力を出せるほど女性経験がなかったのですが、パワーだけは女性として見れないほどでした。
岸辺による稽古や任務、共同生活を通して親しくなる。まるで家族のような形になっていきました。早川アキよりも喧嘩相手となっていたデンジに懐いていく関係になりました。
敵に対し恐怖心からデンジを引き渡そうとしましたが、「デンジはダメじゃあ」「デンジは・・・初めてできた・・・友達」と発しながら友達を守るパワーでした。
デンジのことが好きなのかどうか。ということですが、好きというより家族や友達を守る姿勢が見られています。関係は好きというより、家族なのだと思います。
パワーは最後死ぬ?
パワーはデンジを元気付けるために、デンジの誕生日にケーキをマキマの家に持っていきます。
しかしパワーがマキマの家に着くと、マキマはデンジにドアを開けるように指示します。なんとそこでマキマはパワーを指鉄砲で殺してしまったのです!
突然の状況にデンジは困惑してしまいます。
なぜマキマがそんなことをしたのでしょうか?マキマの裏については以下の記事で詳しく書いています。

マキマはチェンソーマンの力が欲しく、デンジとポチタ(チェンソーマン)を引き剥がす、つまり「契約を破棄させる」という目的がありました。
デンジにとってパワーは、家族同然のようなかけがえのない存在であったため、目の前でパワーを消すことでデンジから生きる気力を奪おうとしていました。
そもそもデンジと早川アキ、パワーの3人を共同生活させることはこの目的のために実行させていました。
マキマに殺されてしまったパワーでしたが、「血の悪魔」の能力を使い1度復活を果たします。
なぜかというとデンジがパワーの血を飲んでいたため、パワーの一部がデンジの体内でまだ存在することができたのです!
しかし、パワーはごく僅かに残っているだけだったため、そのままにしていれば消えてしまうという危険な状態には変わりありません。
そこに現れたのが、同じくデンジの中にいるポチタでした。彼はパワーに、「悪魔は強い悪魔の血を食べれば力を増すことができる」と教えます。
そして「デンジを助けて」というお願いと引き換えに、彼女に自分を食べさせ、パワーを復活させました。
デンジは、「目標を全て叶えたしパワーもいないんじゃ生きる意味がない」と話してしまいます。
そんなデンジにパワーは「悪魔は死んでも地獄に転生する」と伝えていたため実質的な死というものはありませんでした。
まとめ

以上がパワーについてのまとめとなります。おさらいしましょう。
パワーのプロフィール・声優
所属 | 公安退魔特異4課 |
---|---|
胸のサイズ | 76.1cm(2巻で早川家に来た時のTシャツの「76・1」表記から) |
誕生日 | 不明 |
身長 | 不明 |
外見 | ツノが生えた巨乳 |
名前の由来 | 天使の階級「能天使(Powers)」 |
声優 | ファイルーズあい |
傍若無人で自分勝手ですが、3人で過ごした時間は彼女を変えるきっかけとなりました。
パワーの正体は?
血の悪魔が人間の死体に憑依した魔人でした。
パワーの能力は?
血を使った能力で自分の血をハンマーやナイフなど近接武器に変えることができます。また血を瓶などに入れて設置型トラップにすることも可能です。
他者の血を使い止血など応急処置的なこともできますが、本人は得意じゃないと言っています。血を使いすぎると貧血で倒れてしまいます。
パワーはデンジが好き?
3人での共同生活、共に戦った仲間として、家族や友人といった感情がパワーの中で芽生えていました。
パワーは最後死ぬ?
悪魔としての死を迎えることがない限り死んでも蘇るので、実質的な死は迎えていません。