2022年10月よりテレビアニメ放送された、はまじあき先生の漫画原作『ぼっち・ざ・ろっく』は友達がいない陰キャ女子高生・後藤ひとりが主役です。
ストーリーは、ぼっちだけどバンドに憧れる後藤ひとりが伊地知虹夏・山田リョウによる女子高生バンド「結束バンド」で活動していくというものです。
ストーリーが進むと、結束バンドにも新たな仲間が加入します。それこそが今回ご紹介するキャラクター・喜多郁代です。
喜多は、ひとりとは対照的に明るく友達が多い陽キャです。一体どのような経緯でひとりと知り合い、結束バンドのメンバーとなったのでしょうか?
今回は、『ぼっち・ざ・ろっく』の喜多郁代に焦点を当て、喜多の人物像や魅力、結束バンドへの加入経緯や歌の腕前などについて解説します。
本記事では、『ぼっち・ざ・ろっく』のネタバレが含まれます。
喜多郁代のプロフィール・声優
まずは、喜多郁代のプロフィールについてご紹介し、人物像に迫ります。
また、喜多の担当声優についてもご紹介します。
喜多郁代のプロフィール

それでは、喜多郁代のプロフィールを見ていきましょう!
名前:喜多郁代
あだ名:喜多ちゃん
誕生日:4月21日
身長:158㎝
血液型:A型
学校:秀華高校
所属バンド:結束バンド
担当:ギター、ボーカル
C V:長谷川育美
喜多郁代は、後藤ひとりと同じ秀華高校に通う同級生です。
性格は明るく社交的なため、友達が多いです。まさに後藤ひとりとは対照的な「陽キャ」に分類されるキャラクターです。
いつも笑顔が絶えず、後藤ひとりが目を覆うほど眩しい陽キャオーラを放つほどの明るさを持っています。
「結束バンド」には紆余曲折を経て加入し、サイドギター兼ボーカルとして活躍します。喜多の歌声は必見です!(後述)
バンドに対する思いも強く、『バンドは第2の家族』『友達とか恋人とを超越した不思議な存在』と語っている程です。
またSNSにも慣れており、イソスタ(Instagramのようなもの)のフォロワー15000人を誇るほどの陽キャっぷりです。そのSNSの強さを活かして結束バンドの広報としても活躍しています。
声優は長谷川育美
声優を務めるのは、長谷川育美さんです。
2021年にテレビアニメ『86-エイティシックス-』にて初主演となるヴラディレーナ・ミリーゼ役を演じ、これ以降メインキャラを次々に演じられるようになります。
この他にも代表作には『弱キャラ友崎くん』七海みなみ役や『継母の連れ子が元カノだった』南暁月役などが挙げられます。
また、趣味はカラオケであり、歌うことが得意なようです。『ぼっち・ざ・ろっく』で演じている喜多郁代は結束バンドのボーカルとして歌うシーンがあり、長谷川さんの歌唱力が遺憾なく発揮されています!
公式サイト | 長谷川 育美 |
公式Twitter | なし |
喜多郁代が結束バンドに入った理由は?
喜多郁代はテレビアニメ第3話にて結束バンドの加入を果たしますが、ここまで来るのには紆余曲折を経ました。
喜多郁代は、後藤ひとりが結束バンド加入の原因となった「逃げだした結束バンドの元ギタリスト」その人だったのです!
つまり、喜多は後藤ひとりよりも前に結束バンドのメンバーでした。しかし、初ライブ直前で逃げ出してしまったのでした!
では、喜多が逃げ出してしまった理由は何なのでしょうか?
喜多はギターが弾けなかった?
実は、喜多はギターを全く弾けなかったのです!
喜多はギターが弾けないことを結束バンドの伊地知虹夏・山田リョウに発覚することを恐れて、何も言わずに逃げ出してしまったのでした!
しかも、喜多が持っていたのはギターではなくベースだったことも判明します。ベースなのにギターのつもりで弾いていたのでは上達しないのも仕方ありません。
喜多は、虹夏たちと再会し和解は済んだものの、再びバンドに入るつもりはありませんでした。
しかし、後藤ひとりの説得により再加入することになり、ギターはひとりに教わることとなります。
喜多がバンドに入った理由は山田リョウ?
そもそも喜多は、ギター経験がないのになぜ結束バンドに加入したのでしょうか?
ズバリその理由は、結束バンドに山田リョウがいたからです!喜多は、リョウが以前所属していたバンドを見てリョウに一目惚れします。
リョウはその後バンドをやめ、虹夏と共に結束バンドを結成しますが、喜多は結束バンドのギター募集を知って「リョウの側に居たい」という想いから加入したのです。
未経験でバンドに飛び込んでしまうほどリョウへの想いは強いですが、この程度では収まりません。喜多は後藤ひとりに「(リョウ)先輩の娘になりたかったのよ」と打ち明けます。
これにはさすがのひとりもドン引きしますが、この強すぎる想いが喜多の行動の原動力なのでした!
喜多郁代はかわいい!
喜多郁代のかわいさはTwitter上でも大きな話題となっています。
では、喜多郁代のかわいい魅力はどこにあるのでしょうか?ここでは3点ご紹介します。
キターン!の笑顔がかわいい!
喜多郁代のトレードマークはなんと言っても、明るい笑顔です!
笑顔の時は、”キターン”という効果音が鳴ることが特徴です。さらに、後藤ひとりが目も当てられないほどの「陽キャオーラ」も放ちます。
この悪気は全くない天然さで、後藤ひとりを圧倒する陽キャパワーは恐るべき破壊力を持つかわいさです。
また、テレビアニメ第4話では、結束バンドメンバーでアーティスト写真(アー写)を撮る際には、伊地知虹夏から「喜多ちゃんはどれもかわいいね」と絶賛されていました。
このように喜多は、特に意識しなくても自然とかわいさと笑顔が出てしまうような天然記念物的なかわいさを持っているのです。それが写真写りにも良く表れています!
メイド姿がかわいい!
第3話では、喜多郁代のメイド姿が披露されます!
嘘をついた挙句に逃げ出してしまった喜多は、「罪滅ぼしに何かさせて欲しい」と頼みます。その結果、虹夏の姉・星歌のライブハウス『STARRY』でバイトをすることになり、メイド姿で接客することになります!
喜多は「人と関わることが好き」と豪語しており、丁寧な口調から繰り出される接客は後藤ひとりを圧倒してしまいます!
この喜多の丁寧口調でメイド服での接客は、清楚なかわいさが堪能できるオススメのシーンです。
フルネーム発覚で顔面崩壊!
喜多のフルネームは、テレビアニメ第8話にて明らかとなりました。
実は、喜多は自分のフルネームがあまり気に入っていないのです!
第8話では、結束バンドの初ライブが行われました。その打ち上げの場で山田リョウによって喜多の下の名前「郁代」が暴露されてしまいます!
喜多郁代は、自分の名前が「来た、行くよ~!」というダジャレみたいなところが恥ずかしいようです。そのため、下の名前を呼ばれると後藤ひとりのように顔面崩壊してしまいます!
完全無欠の陽キャな喜多ですが、思わぬところで弱点があったようです。その弱点こそが喜多のかわいいギャップの1つなのです。
喜多郁代の使用ギターは?
ここでは、喜多郁代が使用しているギターについてご紹介します。
間違えて買ってしまったベースは山田リョウに買い取ってもらい事なきを得ましたが、喜多の新たなギターはどのようなのもなのでしょうか?
ズバリ、喜多郁代が使用しているギターはレスポール・ジュニアです!
これは後藤ひとりが使用するレスポール・カスタムと同じギブソン社のレスポールシリーズの1つです。
特徴としては、レスポール・カスタムより軽く、扱いやすいです。喜多のようなギターとベースを間違えてしまうような初心者にもピッタリのギターのようですね!
色は淡い青色です。天真爛漫な喜多とのギャップが逆にカッコよさを生み出していて最高にクールです!喜多のギター演奏姿も必見です!
喜多郁代のボーカルがカッコいい!
喜多郁代は、ギターだけでなくボーカルも担当しています。『ぼっち・ざ・ろっく』本編では劇中歌として、結束バンドの曲が披露されます!
普段はのほほんとした声の喜多ですが、バンドでは覇気のあるカッコいい歌声が特徴的です。
ここでは、『ぼっち・ざ・ろっく』内で披露された2曲をご紹介します。
ギターと孤独と蒼い惑星
楽曲:「ギターと孤独と蒼い惑星」
歌手:喜多郁代(長谷川育美)
「ギターと孤独と蒼い惑星」はテレビアニメ第5話の結束バンドのライブ出場を賭けたオーデションで披露された曲です。
後藤ひとりの作詞による曲のため歌詞はネガティブな言葉が多く、それを蹴散らすかのような心の叫びが感じられます。
第4話で山田リョウは「陰キャの歌を”リア充っ子”が歌ったら面白い」と言っていましたが、喜多が歌うことでまさに思惑通りとなりました。
陰キャな歌詞をカッコいいメロディーラインと喜多の歌声が見事なパンチラインとなっている良曲です!
あのバンド
楽曲:「あのバンド」
歌手:喜多郁代(長谷川育美)
「あのバンド」はテレビアニメ第8話にて、喜多郁代が加入して初めてのライブで披露されます。
台風直撃によりお客さんが少ない中、結束バンドが目当てでない人もいることを知り愕然とする後藤ひとり達。
さらに緊張によって演奏も合わなくなり、喜多のボーカルもぎこちなくなってしまいます!
そんな中、「このまま何もできないまま終わるのは嫌だ」と感じた後藤ひとりがキレのあるストロークをかまします!
このひとりの活躍によって「あのバンド」は成功を修めました。
こちらも「ギターと孤独と蒼い惑星」と同じくアップテンポな曲ですが、喜多の伸びるような歌声が聞き心地の良い曲となっています!
喜多郁代の中指とは?
ここでは、喜多郁代の「中指」について解説します。
喜多郁代の中指とは、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』のエンディング曲「なにが悪い」の中で、喜多ちゃんが指を立てて手を挙げている姿が中指を立てているように見えるというものです。
しかも喜多ちゃんは指を3方向に突き出しているため、「全方向中指」とも呼ばれています。
果たして喜多ちゃんは本当に中指を立てているのでしょうか。真実はどうか分かりませんが、本編での、後藤ひとりへの当たりの強さや辛辣さが影響しているのではないかと思われます。
喜多ちゃんが立てている指は中指なのか、実際のエンディング映像でご確認ください!
楽曲:「なにが悪い」
歌手:結束バンド
まとめ
今回は『ぼっち・ざ・ろっく』の喜多郁代についてご紹介しました。喜多は、伊地知虹夏と並んで陽キャの部類に入りますが、「人と関わるのが好き」と豪語するほどの筋金入りの天然陽キャです。
「キターン!」という笑顔と本名バレによる顔面崩壊などのギャップの楽しいキャラでもあります。
ギター未経験でしたが、ボーカルに関しては光るものがあります。喜多のボーカルによる「ギターと孤独と蒼い惑星」「あのバンド」は名曲なので、是非聴いてみて下さい!



