『REVENGER』は、2023年1月より放送開始予定のテレビアニメ作品です。
松竹・亜細亜堂・ニトロプラスによって企画された作品であり、漫画・小説などの原作を持たないオリジナルストーリーとなっています。
信じる者に裏切られ絶望の淵に陥った男・雷蔵と復讐代行を行う５人の殺し屋「REVENGER」がメインキャラクターです。お互いに欠落した部分を持つ彼らが共に過ごすことで友情を深めていきます。
そして、スタッフにはニトロプラス所属の虚淵玄を始めとした実績ある方が集まっており、期待が高まります。
原作がないオリジナル作品なだけあって「『REVENGER』はどんな作品なのか？」など疑問に思う方も多いでしょう。
そこで本記事では、『REVENGER』のあらすじ・世界観・登場人物・声優・監督・放送日程などについてご紹介します。
『REVENGER』のあらすじ・世界観
ここでは、『REVENGER』はどんなストーリーなのか、どんな世界観なのかについて解説します。
まず、『REVENGER』のあらすじを見ていきましょう！
むかしむかし、私たちとは異なる歴史を辿った長崎で……。信じていたものに裏切られ、卑劣な罠にかかり、許婚の父を手にかけてしまった雷蔵。
許されない罪を背負い、自らも絶体絶命の危機に陥ったところを、「よろず利便事引受け」の何でも屋に救われる。
実は、彼らの正体は力なき人たちの復讐を代行する殺し屋、「REVENGER」だった。秘めたる信仰に生きる、優雅な蒔絵師・幽烟。
町の人たちに慕われる、元海賊の町医者・徹破。
無邪気さと残酷さを併せ持つ、両性具有の少年・鳰。
酒と博打を愛する、その日暮らしの博打打ち・惣二。半ば拾われる形で、雷蔵は一癖も二癖もある殺し屋たちの仲間になることに。生まれも育ちも主義も主張もバラバラな５人の間に、命がけの仕事を通じて奇妙な友情が生まれていく。
やがて、長崎で起きた事件の真相を追う中で、彼らは大きな陰謀に巻き込まれていく——。
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物語の舞台となるのは、史実とは別の歴史の道を進んだ江戸時代の日本・長崎です。
PVからは、拳銃によるアクションシーンも確認できるため、かなりファンタジー色の強いアクション時代劇となっています。
メインキャラクターは、剣術の達人ながら持ち前の純粋さに付け込まれて絶体絶命の危機に陥った武士・繰馬雷蔵。
そして、そんな雷蔵を匿った「利便事屋」の碓井幽烟・叢上徹破・鳰・惣二の４人。彼らは表稼業は何でも屋ですが、その正体は復讐代行をする殺し屋なのです！
『REVENGER』は、雷蔵が４人の殺し屋と行動を共にすることで友情を深めていく、というストーリーとなっています。
架空の江戸時代の長崎を舞台に、剣や銃による迫力ある戦闘シーンが期待できる一大アクション時代劇となっております。
『REVENGER』の登場人物・声優
ここでは、『REVENGER』のメインキャラクターである繰馬雷蔵と「利便事屋」の４人の殺し屋・碓井幽烟、叢上徹破、鳰、惣二のプロフィール・声優について解説します。
繰馬雷蔵
繰馬雷蔵は、寡黙ながら誠実な性格の剣豪です。
剣術に関しては、どんな敵も一刀で斬り捨てるほどの腕前を誇ります。また忠誠心が強く、一度忠誠を誓った相手には命を惜しまない実直さを持っています。
実直な性格のため、駆け引きが苦手な不器用でもあります。それ故に純粋さに付け込まれてしまい、武士としての道を絶たれ、「利便事屋」に転がり込んだのでした。
声優を務めるのは、笠間淳さんです。バリトンボイスが特徴的な声優です。
代表作には『アイドルマスター SideM』葛之葉雨彦役が挙げられます。また、『SLAM DUNK』の最新作映画『THE FIRST SLAM DUNK』（2022年）では三井寿役に抜擢され、話題となっています。
碓水幽烟
碓水幽烟は、「利便事屋」のリーダーです。
表稼業では、蒔絵師として活動しており、国内外問わず人気を集めています。その傍らで、町の人の困りごとを引き受ける何でも屋としても親しまれています。
裏の顔は無慈悲に標的を始末する殺し屋です。金箔を武器として使い、華麗に舞うように相手を殺すところが特徴的です。
優雅で優しい印象を受ける外見をしていますが、内面にはミステリアスな一面をのぞかせる謎の人物でもあります。
声優を務めるのは、梅原裕一郎さんです。『オレん家のフロ事情』にて、テレビアニメのレギュラー初出演を飾ります。
また、『ヤングブラック・ジャック』では、間黒男役で初主演を果たし、2010年には声優アワード新人賞を受賞するなどで注目を集めています。
叢上徹破
叢上徹破は、元海賊でありながら現在は温厚な町医者という異色の経歴を持つ人物です。医者としての技術は確かなもので、更に金の無いものにも治療を施しているため、良く慕われています
その一方で、「利便事屋」のメンバーでもあります。体格は筋骨隆々のマッチョでいかにも強そうな空気を漂わせています。武器はカラクリ仕掛けの巨大な弓です。
温厚な性格をしていますが、裏の顔には凄まじい破壊衝動が秘められているようです。普段とのギャップに特に要注目のキャラクターです。
声優を務めるのは、武内駿輔さんです。17歳の若さで『アイドルマスター シンデレラガールズ』のプロデューサー役に大抜擢され、一躍注目を浴びます。
他にも『アナと雪の女王』シリーズのオラフ役が代表作に挙げられます。渋くてカッコいい役からひょうきんな役までこなす実力派の声優です。
鳰
鳰は、小柄で可愛らしい両性具有の少年です。
外見は天使のように愛らしいのですが、内面には道徳心というものが無く、殺人にも一切の躊躇が無い恐ろしいキャラクターです。
「利便事屋」では、ガラス片を塗った凧糸を使ってターゲットを絡めとるようにして戦います。計算高い一面もあり、巧妙な作戦で相手を翻弄することも特徴です。
声優を務めるのは、金元寿子さんです。『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』カナタ役で主演デビューを果たしています。『侵略!イカ娘』でも主人公・イカ娘役に抜擢されています。
また、中国・北京への語学留学も経験されており、今後の演技の幅にも期待大です！
惣二
惣二は、金と酒にしか興味のない博打打ちです。起きるのは博打をする昼頃で、勝っても負けても決まって酒を飲むという自堕落な生活を送るまさに”ダメ人間”です。
しかし意外にも情に厚い性格で、「利便事屋」のメンバーの中でも最も人間臭いキャラクターでもあります。
殺し屋としては、鉄片を忍ばせた花札を使って相手の急所を狙うという戦法を取っています。
声優を務めるのは、葉山翔太さんです。『美男高校地球防衛部HAPPY KISS!』では、初のメインキャラクターでの出演を果たします。また、BL好きの腐男子であるという一面もあります。
『REVENGER』は何クール何話放送？
ここでは『REVENGER』が何話何クールの放送となるのか、についてご紹介します。
2022年12月7日時点では、何話何話クールの放送となるのか、公式からの発表はありません。
また、原作のないオリジナルストーリーであるため、内容からキリの良い長さを想定することも難しいです。
しかし、『かくしごと』や『怪物事変』などの亜細亜堂制作のアニメは全12～13話の1クールでの放送となっています。
このことから『REVENGER』も12～13話の1クール放送となる可能性があると思われます。
『REVENGER』の監督・制作会社・放送日程など
ここでは、『REVENGER』の制作会社・監督・放送日程などをご紹介します。
制作会社は？
『REVENGER』は松竹・亜細亜堂・ニトロプラスによって企画されたテレビアニメ作品です。
そして、アニメーション制作は亜細亜堂が担当します。創設当初から『忍たま乱太郎』や『かいけつゾロリ』シリーズなどの子供番組を多く手掛けられています。
しかし、近年では『かくしごと』や『怪物事変』などの深夜アニメも手掛けています。
ダークでシリアスな展開を醸し出している『REVENGER』ですが、亜細亜堂でどのように表現されるのか、期待が高まります！
監督・脚本は？
監督を務めるのは、亜細亜堂所属の藤森雅也さんです。
『忍たま乱太郎』や映画『ドラえもん』シリーズなどの子供番組を中心に担当されていましたが、近年では『怪物事変』などの深夜アニメでも監督を務めています。
また、ストーリー原案・シリーズ構成・脚本を一手に引き受けるのはニトロプラス所属の虚淵玄さんです。
虚淵さんは、脚本を務めた『魔法少女まどか☆マギカ』にて知名度を上げ、他にも『PSYCHO-PASS サイコパス』などの代表作があります。
シリアスで重い内容のストーリーを得意としており、『REVENGER』でも重厚なストーリーの中に絶望感溢れるテーマが盛り込まれているのではないかと思われます。
放送局・放送日程は？
『REVENGER』の放送日程と放送局については以下の通りとなっています。
| 放送局 | 放送日程 |
| TOKYO MX | 1月5日（木）22：30～ |
| 関西テレビ放送 | 1月8日（日）26：29～ |
| BS日テレ | 1月5日（木）24：30～ |
| AT-X | 1月5日（木）21：00～ |
まとめ
今回は2023年1月より放送されるテレビアニメ『REVENGER』のあらすじ・登場人物・声優・何話何クール放送になるか・放送日程などについてご紹介しました。
実際の歴史とは異なる江戸時代の長崎を舞台としており、復讐代行を行う殺し屋たちの戦いが描かれることになります。
脚本はシリアスで絶望感の強いストーリーを生み出す虚淵玄さんが担当しているため、ハードな内容が予想されます。
重厚なテーマの話やリアリティーあるドラマを楽しみたいという方には特にオススメな作品です！
