【鬼滅の刃】黒死牟の声優は置鮎龍太郎!最期はどうなる?無一郎との関係・かっこいい・技を解説【アニメ】

アニメ解説

黒死牟こくしぼうは、漫画家・吾峠呼世晴ごとうげよびはる先生の作品『鬼滅の刃』に登場する敵キャラです。イケメンでありながら奇抜な顔をしており、敵キャラの中でも人気のキャラクターです。

また、人間だった頃の過去にも注目が集まり、「黒死牟は何者なのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

そんな国死牟ですが、2023年4月より始まるテレビアニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』にて初登場することとなり、声優も発表されて大きな話題となっております。

そこで本記事では、国死牟のプロフィール・担当声優・技・過去と正体などについて解説します。

※本記事では、『鬼滅の刃』の黒死牟に関するエピソードについて重大なネタバレを含みます。

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黒死牟のプロフィール

ここでは、「そもそも黒死牟は何者なのか?」の疑問に答えるべく、プロフィールをご紹介して黒死牟の人物像に迫ります!

せいや
せいや

それでは、黒死牟のプロフィールを見ていきましょう!

名前:黒死牟
身長:190㎝
体重:93kg
血気術:全集中 月の呼吸
階級:十二鬼月 上弦の壱

国死牟こくしぼうは、鬼のボスである鬼舞辻無惨きぶつじむざんの直属の配下「十二鬼月じゅうにきづき」の1人です。階級は、「上弦の壱」であり、十二鬼月の中でもトップに君臨する最強クラスの強さを誇ります。

元々は鬼殺隊の戦士であるという異色の経歴を持っており、鬼舞辻無惨との関係は「ビジネスパートナー」とされています。

人間だった頃は戦国時代の武士でもあったため、鬼としては平安時代の貴族であった鬼舞辻無惨に次ぐ最古参の鬼でもあります。

外見的にも戦国武士らしく、紫と黒の着物に身を包み、長い髪を結っております。また、顔には炎のようなアザがあることも特徴的です。

しかし何より特徴的なのは、目が6個あることです。冷静かつ厳格な性格も相まって、上弦の参・猗窩座あかざであっても、目が6個の黒死牟に凄まれたら引き下がってしまうほどの凄味があります!

まさに、実力とインパクトの両方を兼ね備えるキャラクターです。

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黒死牟の声優は置鮎龍太郎

ここでは、アニメ『鬼滅の刃』での黒死牟の担当声優についてご紹介します。

黒死牟の初登場は、2023年4月より放送スタートする『刀鍛冶の里編』です。鬼舞辻無惨の拠点・無限城に上弦の鬼が集められますが、そこに黒死牟の姿も描かれます。

そんな黒死牟ですが、テレビアニメに先行して2023年2月3日より公開された『鬼滅の刃 上弦集結、そして刀鍛冶の里へ 』にて担当声優が明らかになりました!

黒死牟を演じられるのは、声優の置鮎龍太郎おきあゆりょうたろうさんです。

地獄先生ぬ〜べ〜』の鵺野鳴介で初主演を務めて以降、『テニスの王子様』の手塚国光など数多くの作品でメインキャラクターを演じるベテラン声優の1人です。

低音ボイスが特徴的で二枚目なイケメン役が多いですが、三枚目でコミカルなキャラまで幅広く演じられます。国死牟では、人間だった頃や戦いのシーンの演じ方に要注目です!

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黒死牟の技はかっこいい!

黒死牟が繰り出す剣技や血気術は、どれもカッコいいものばかりです。

しかも、400年以上も「上弦の壱」の地位を守り続けるほどの強さを誇っており、「上弦の弐」以下の鬼とは圧倒的な格の違いを見せつけています。

ここでは、そんな黒死牟の技についてご紹介します。

全集中 月の呼吸

黒死牟の最大の技は、「全集中の呼吸・月の呼吸」です。

元鬼殺隊の鬼狩りであった過去を活かしての技ですが、黒死牟の月の呼吸の強さはそれだけではありません。

黒死牟は、月の呼吸の剣技に血気術を合わせることで更に強力な技にしているのです。黒死牟の扱う「月の呼吸」は全16種もの技がありますが、これは「全集中の呼吸」の中でも最多の数です。

それは、黒死牟が400年もの長きに渡って、月の呼吸と血気術を融合した技を次々に生み出してきた結果に他なりません。

この”全集中の呼吸と血気術の融合”こそが鬼殺隊や上弦の鬼を寄せ付けなかった真相といえるでしょう。

月の呼吸の技は、以下の表で確認できます。

月の呼吸 壱ノ型闇月・宵の宮
月の呼吸 弐ノ型珠華ノ弄月
月の呼吸 参ノ型厭忌月・銷り
月の呼吸 肆ノ型未登場
月の呼吸 伍ノ型月魄災渦
月の呼吸 陸ノ型   常世孤月・無間
月の呼吸 漆ノ型厄鏡・月映え
月の呼吸 捌ノ型月龍輪尾
月の呼吸 玖ノ型降り月・連面
月の呼吸 拾ノ型穿面斬・蘿月
月の呼吸 拾壱ノ型未登場
月の呼吸 拾弐ノ型未登場
月の呼吸 拾参ノ型未登場
月の呼吸 拾肆ノ型兇変・天満繊月
月の呼吸 拾伍ノ型未登場
月の呼吸 拾陸ノ型月虹・片割れ月

劇中では、肆・拾壱・拾弐・拾参・拾伍ノ型が未登場ではありましたが、それでも鬼殺隊の剣技を圧倒するほどの種類があることが、一目で分かります!

また、月の呼吸は技を繰り出す際に、無数の三日月が出現します。

本来の鬼殺隊の全集中の呼吸は、「水の呼吸」では日輪刀から水が発生しますが、本当に水が発生しているわけではなく、単なるエフェクトに過ぎません。

しかし、黒死牟の「月の呼吸」は血気術と融合したことで三日月にも殺傷能力があります。

以上のように、単体でも強力な「全集中の呼吸」と「血気術」の融合による「月の呼吸」は、黒死牟を最強たらしめる最大の技であると言えます。

それだけに、同じ「全集中の呼吸」の使い手である鬼殺隊の剣士にとっても最も厄介な敵とも言えます。

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虚哭神去

黒死牟が使用する刀「虚哭神去きょこくかむさり」も黒死牟の強さを表す最強武器と言えます。見た目は、無数の目玉が付いており、風柱・不死川実弥しなずがわさねみからは「気色の悪ィ刀」と言われるほど奇妙なデザインです。

虚哭神去はただの日本刀ではなく、黒死牟自身の肉体から精製された武器なのです!

そもそも、鬼の身体は首を斬られない限り、どんな攻撃を受けても傷を即座に回復する治癒能力を有しています。そのため、黒死牟の身体の一部から成っている虚哭神去も例外ではありません。

つまり、虚哭神去にも治癒能力があるため、刃こぼれなどの損傷を全く受けないのです。さらに、三日月形の斬撃を繰り出すこともできるため、攻守共に強力な武器となっております。

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透き通る世界

更に、黒死牟は「透き通る世界」を見ることができるという能力も有しています。

これは本来、鬼狩りの剣士が「全集中の呼吸」を極めた末に見える世界であり、相手の肉体が透けて見えるようになるのです。

この「透き通る世界」を活用することによって黒死牟は、鬼狩りの動きを先読みすることができます。まさに、攻撃だけではなく守備の強さも頑丈な構えを見せる能力です。

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黒死牟の過去は?

鬼滅の刃』では、味方である鬼殺隊メンバーだけでなく、敵である鬼の過去についてもクローズアップされています。

黒死牟も例外ではなく、重厚な過去エピソードが語られております。ここでは、そんな黒死牟の過去についてご紹介します。

※ここからは、『鬼滅の刃』のネタバレを含みます。

人間だった頃と鬼になった理由

黒死牟の人間だった頃の名前は「継国巌勝つぐくにみちかつ」といい、武家・継国家の双子の長男として生まれています。巌勝は、家督を継承して妻子を持つようなった頃、鬼に襲われそうになったところを鬼狩りに救われます。

その鬼狩りこそ、生き別れとなっていた双子の弟・縁壱よりいちだったのです。縁壱は、鬼殺隊の中核的な存在となっており、「始まりの呼吸」と呼ばれる剣技を身に付けていたのでした。

巌勝は、縁壱の強さへの憧れ嫉妬を抱きます。そして、家と妻子を捨てて鬼狩りとなる道を選んだのです。

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巌勝が鬼になった理由

しかし巌勝が会得した技は、縁壱の「始まりの呼吸」ではなく、「月の呼吸」でした。また、呼吸の修得によって発現したアザによって余命が長くないことを知って、絶望に陥ります。

そんな絶望の中の巌勝の前に現れたのが、鬼舞辻無惨きぶつじむざんだったのです!

無惨は、「鬼になれば無限のときを生きられる」と巌勝を誘惑します。巌勝は、縁壱を超えるため、より技を極めるために鬼になる道を選択したのでした。

これにより巌勝は「黒死牟」となり、以降400年間もの長きに渡って「上弦の壱」の地位に君臨することになります。

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黒死牟と無一郎の関係

ここでは、黒死牟と鬼殺隊の柱・時透無一郎ときとうむいちろうの関係について解説します。

2人の関係は、鬼殺隊と鬼舞辻無惨との最終決戦「無限城の戦い」で明らかになります。この戦いにおいて、時透無一郎は黒死牟と対峙することになります。

そして、無一郎を一目見た瞬間に直感的に悟った黒死牟の口から明かされることとなりました。

黒死牟は、時透無一郎の遠い祖先にあたる人物だったのです。より詳しく言うと、黒死牟が人間「継国巌勝つぐくにみちかつ」だった頃に見捨ててしまった子供の末裔であると語られております。

時透無一郎は、刀を握ってから2ヶ月で柱になってしまうほどの剣の才覚の持ち主ですが、これは巌勝・縁壱兄弟を同じ血筋であることが影響している可能性が高いです。

こうして無限城での黒死牟戦は、”祖先VS子孫”の因縁対決となっていきます。

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黒死牟は最期どうなる?

ここでは、黒死牟は「最後どうなるのか?」について解説します。

黒死牟は、鬼殺隊VS鬼の最終決戦とも言える「無限城の戦い」で、まず霞柱・時透無一郎ときとうむいちろう不死川玄弥しなずがわげんやと対決します。黒死牟は、無一郎の左手首と、玄弥の胴体を切断し、鬼殺隊を圧倒します。

更に、鬼殺隊は岩柱・悲鳴嶼行冥ひめじまぎょうめい風柱・不死川実弥しなずがわさねみが応戦し、4対1の激闘を繰り広げます。そして、鬼殺隊は見事に黒死牟の首を斬ることに成功したのでした!

しかし、黒死牟首を斬られても死なずに、更におぞましい姿となって鬼殺隊を追い詰めることになります。

そんな激闘の最中、風柱・不死川実弥刀身に黒死牟の姿が映ります。それを見た黒死牟は、自分が「醜い姿」となり、「生き恥」を晒していることに愕然としてしまうのでした。

それをキッカケに再生能力が鈍くなり、鬼殺隊の攻撃に追いつけず、遂に黒死牟は消滅することになりました。

通常の上弦の鬼を倒すには、鬼殺隊の柱2~3人が必要となります。しかし、黒死牟は「時透無一郎・不死川実弥・悲鳴嶼行冥」の柱3人と、実弥の弟「不死川玄弥」の計4人でやっと倒した相手です。

それほどまでに強い相手であったことが良く分かります。

最後は「これ以上、生き恥を晒したくない」という黒死牟に残っていた人間的な感情の部分で負けてしまったところにも魅力を感じずにはいられません。

ちなみに、首を斬られた後に進化した姿は「生き恥フォーム」などと揶揄されています。

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まとめ

今回は、『鬼滅の刃』に登場する敵キャラクター「上弦の壱・黒死牟こくしぼう」についてご紹介しました。

黒死牟は、2023年4月より放送スタートするテレビアニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』にてアニメ初登場となります。声優は置鮎龍太郎おきあゆりょうたろうさんに決定し、大きな話題となっております。

また、黒死牟『鬼滅の刃』終盤まで活躍し、時透無一郎ときとうむいちろう不死川玄弥しなずがわげんやなどを激闘を繰り広げるため、今後の展開にも要注目です!

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