ボンド・フォージャーは『少年ジャンプ+』(集英社)で連載中の遠藤達哉先生原作の漫画『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)に登場する犬のキャラクターです。
2022年10月より放送開始されるテレビアニメ版の第2クールに初登場することでも話題となっています。
今回は、『SPY×FAMILY』ボンド・フォージャーのプロフィール、名前の由来、アーニャとの関係、ボンドが活躍した事件などを調査し、ご紹介します。


ボンド・フォージャーのプロフィール

ボンド・フォージャーのプロフィールは以下の通りです。
名前:ボンド・フォージャー
犬種:不明(グレートピレニーズを参考)
年齢:不明(10歳以上)
能力:未来予知
CV:松田健一郎
能力は未来予知
ボンド・フォージャーは白いフサフサとした毛で覆われている大型犬ですが、水をかぶるとほっそりとした見た目になるという面白い犬です。
旧東国政権下で行われた動物に超能力を持つ動物を生み出す実験「アップル」の被験体にされてしまった白い大型犬です。
その後、実験はとん挫しましたが学生テロリストによる爆弾テロ事件に利用される最中にアーニャと出会い、事件解決後はボージャー家の一員となります。
能力は未来で起こる出来事を知ることができるという「未来予知」です。
犬であるため、未来予知を人間に伝えることができませんがアーニャは超能力によってボンドの未来予知が分かるため強力なタッグとなります。
年齢と犬種は?
年齢は不明ですが、ボンドが誕生したころは東西が戦争をしていた頃で、この頃はロイドもまだ子供でした。
なので、10年以上の歳月が流れていると思われます。よって、ボンドが老犬ということからも年齢は10歳以上といえます。
ボンドの犬種も不明となっております。ですが、コミック4巻の裏表紙に収録された「犬さん誕生秘話」によるとボンドは「グレート・ピレニーズ」を参考に描いたそうです。
グレート・ピレニーズとはどんな犬なのでしょうか。
グレート・ピレニーズはフランスが原産地で、山岳地帯で羊飼いの護衛として活躍する大型犬のようです。白を基調としており、ボンド・フォージャーにピッタリな犬種ですね。
名前の由来は?
ボンドの名前は作中のアーニャが好きなアニメの主人公「ボンドマン」が由来となっています。
ボンドがフォージャー家の一員となってから、アーニャは名前を決めかねていました。
名前をつけてないことから、クラスメイトのダミアンからも「キサマに犬を飼う資格はない」と言われてしまったため、アーニャは名前を付けることを決意します。
そんな中、アーニャはボンドと一緒に講演で遊んでいた時に手袋をなくしてしまいます。手袋はブルドックに盗られていましたが、ボンドが見事に取り返します。
その時アーニャは、悪の組織からハニー姫の腹巻を取り返したボンドマンを思い出します。
おまけにボンドの足が黒いこともボンドマンに似ていたことから、ボンドマンのような紳士的な犬として「ボンド」と名付けられたのでした。
ボンドとアーニャとの関係は?
ボンドはアーニャのペットという関係ですが、実際は公園で遊ぶときはアーニャを背中に乗せて走ったり、一緒にアニメを見たりと観たりと、まるで友達のような関係を築いています。
そんなボンドとアーニャですが、友情の危機となった事件が起こります。なんとアーニャがペンギンのぬいぐるみと寝ていることに嫉妬したボンドがペンギンのぬいぐるみを嚙みちぎってしまったのです。
超能力で犯人がボンドであると知ったアーニャは、ボンドに「嫌い」と言い、ケンカとなってしまいました。
ぬいぐるみはロイドが直し、事なきを得ます。アーニャに「嫌い」と言われて落ち込んでいたボンドですが、アーニャが好きなピーナッツを持ってきて謝罪します。
そしてアーニャもボンドに「嫌い」といったことに謝罪し、仲直りすることになりました。アーニャとボンドの仲の良さを再確認できる心温まるエピソードです。
ボンドが活躍した事件
ここでは、ボンド・フォージャーのこれまでの活躍をいくつかご紹介します。
まずは、コミック4巻18話~22話の学生テロリストによる爆弾テロ事件です。アーニャ達フォージャー家との出会いのきっかけとなった事件です。
星(ステラ)獲得のご褒美に犬を飼いたいというアーニャが犬の見物に街へ出たときにボンドと遭遇し、アーニャとボンドで事件解決に乗り出します。
次に、コミック7巻40話ではボンドが未来予知でテレビのノイズのような真っ暗が見えてしまうという事態が発生します。
ボンドはこれを自分が遠くない未来で死んでしまうのではないかと思い、その原因はロイドの妻であるヨル・フォージャーの料理を食べたことが原因であると直感的に感じ取ります。
ボンドはヨルの料理を回避し、ロイドに作ってもらうためにロイドの任務に協力するというストーリーです。
最後に、コミック9巻58~59話でロイドと火事の中で取り残された子犬を救出するというエピソードです。未来を予知して人々を救おうとするも、ロイドに理解されずに怒られてしまうボンド。
そんな中、火事現場に遭遇し、中に取り残されている子犬を察知し飛び込みます。ロイドとボンドの救出劇は見応えのあるシーンです。
まとめ
今回は、『SPY×FAMILY』のボンド・フォージャーについてご紹介しました。
2022年10月より放送される第2クールではボンドが初登場となる爆弾テロ事件からスタートするため、第2クールでも最重要キャラクターです。
漫画でもアニメでも大活躍するキャラクターですので是非チェックしてみて下さい!



