漫画家・つくしあきひと先生による作品『メイドインアビス』は、秘境の大穴「アビス」の底に挑む”探窟家”に憧れを抱く少女・リコと謎のロボット少年・レグがアビスへの冒険に挑むというファンタジー作品です。
これまでにテレビアニメや劇場版アニメなど複数のシリーズに渡ってアニメ化されてきた人気作品でもあります。さらに2023年には、新シリーズの制作決定が発表されて大きな話題となりました。
その新シリーズで初登場すると思われるキャラクターで、最も注目を集めているのが「テパステ」です。
童顔で可愛らしい少女キャラですが謎も多く、今後の活躍が大いに期待されております。
そこで本記事では、テパステのプロフィールや可愛い魅力などについて解説します。
※本記事は、漫画『メイドインアビス』のネタバレを含みます。
テパステのプロフィール
ここでは「テパステがどんな人物なのか」、プロフィールをご紹介します。

それでは、テパステのプロフィールを見ていきましょう!
名前:テパステ
年齢:不明(10~20代?)
性別:女性
探窟家ランク:笛なし
テパステは小柄な女性の探窟家です。詳細な年齢は不明ですが、外見的には10代後半から20歳前後くらいだと思われます。
髪形は短めのボーイッシュで、一人称が「ボク」といった生粋のボクっ娘です。そして、何より特徴的なのは胸が見えそうなくらい着崩しているコスチュームです。
童顔で子供らしいテパステですが、目のやり場に困りそうなくらいのセクシーさを合わせ持つ、魅惑のキャラクターでもあるのです!
笛なしなのに、実力も経験も白笛並み?
また、一般の探窟家は探窟家としての証である「笛」を持っています。一方で、テパステの場合は笛を持っていない「笛なし」で、いわゆるモグリの探窟家といえます。
しかし、テパステは髪がアビスの呪いの影響で変形する「奈落髪」になっており、ベテラン探窟家並みにアビスに潜っていることが示唆されています。
また、観察眼にも優れており、歩き方などで誰なのかの判別ができます。他にも、爪が武器となっているようで、探窟家イェルメの首をひっかくだけで昏倒させてしまうほどの威力を持っています。
以上のように、テパステは「笛なし」でありながら、探窟家の経験値もサバイバル能力的にも相当高い実力者であることが分かります。
もしかしたら、探窟家の最高ランクである「白笛」にも匹敵する存在かもしれません。
テパステの活躍は?
ここでは、テパステの劇中での活躍についてご紹介します。
テパステの初登場は、漫画11巻に収録されているメイドインアビス外伝「ハウアーユードコカ」です。
テパステは、「黒笛」の男性探窟家・クラヴァリと共に、探窟家御用達の酒場「滑落亭」にて、複数の探窟隊から成る「合同大探窟」が近々行われることを耳にします。
そこでテパステはクラヴァリに付き添う形で、大探窟が行われる前にアビスの奈落を目指す冒険「ラストダイブ」を決行するのでした。
なお、テパステとクラヴァリのラストダイブは正規ルートを通らない違法なものでした。
そして、2人はラストダイブ中に、白笛・スラージョの探窟隊「呪詛船団」のメンバー・ニシャゴラに追われることとなります。
クラヴァリは途中でケガをし、テパステと別れて行動することとなりますが、ケガが回復しないまま死亡してしまうのでした。
一方で、クラヴァリを置いて先に進んでいたテパステは再びニシャゴラと対峙し、臨戦態勢の構えを見せました。
ところが、その後の話となるメイドインアビス63話では、テパステはニシャゴラと行動を共にしており、一時的にもスラージョの「呪詛船団」に身を置いていることが明らかになります。
テパステ・ニシャゴラ・スラージョ、三者の間で一体何があったのか。まだまだ疑問が絶えない展開となっております。
テパステと先輩クラヴァリとの関係は?
ここでは、テパステとクラヴァリの関係性について解説します。
クラヴァリは年齢的には40代くらいの壮年探窟家であり、テパステとはかなり離れています。
また、テパステはクラヴァリのことを「先輩」と呼んでおり、探窟家の先輩後輩関係であることは確かなようです。
しかし、クラヴァリは探窟隊にも所属せず、「単独行の天才」と呼ばれているため、テパステとはガッツリとした師弟関係ではないのかもしれません。寧ろ友達関係といった方が近い感じがします。
ただし、2人の関係はだたの先輩後輩関係には止まりません!
テパステは、滑落亭にて「先輩!このあと一発やっていきません?」と誘いをかけているシーンがあります。2人は肉体関係にもあるようであり、より深い関係であることが分かります。
またラストダイブ中にも、テパステがクラヴァリを置き去りにしていかなければならないシーンでは、永遠かも分からない別れに涙ぐむテパステの姿が描かれています。
テパステとクラヴァリの関係は、表面上の関係のみしか描かれていませんが、固く深い絆で結ばれていることが読み取れます。
テパステと巫女の関係は?
ここでは、テパステと「巫女」の関係について解説します。
巫女とは、合同探窟隊やスラージョの呪詛船団が追っている、アビスに潜む謎の存在です。
テパステたちがラストダイブ中に呪詛船団のニシャゴラに追われている時も、テパステを巫女だと勘違いしていました。
また、テパステは滑落亭で「合同大探窟」の話を聞いた際に、「巫女ちゃん大丈夫ですかねー?」と呟いており、少なからず巫女の存在を知っているのだと思われます。
2023年3月時点では、「巫女」の存在は謎に包まれているため詳細は不明です。しかし、テパステは巫女について何か掴んでいる可能性は高いでしょう。
テパステはかわいい!
ここでは、テパステのかわいい魅力について解説します。
ズバリ、テパステの魅力は幼い顔立ちと着崩れされた服から見える胸のギャップです!
性格的にも子供っぽいにも関わらず、どこかセクシーで魅惑な雰囲気を感じてしまうのは、テパステならではの魅力です。
また、先輩であるクラヴァリを色仕掛けで誘惑する姿や、「ボクっ娘」である点なども非常に魅力的です。
『メイドインアビス』では、ナナチ・マルルクなど性別が不詳なキャラクターも多いですが、逆にテパステには性別を活かした魅力が多く詰まっているといえるでしょう。
まとめ
今回は、漫画『メイドインアビス』11巻に登場するキャラクター「テパステ」についてご紹介しました。
童顔で小柄な女性探窟家ですが、大胆な胸やボクっ娘など魅力的なギャップを持つ人気キャラです。
巫女や呪詛船団との関係など謎に包まれている部分も多く、アニメ新シリーズでは間違いなくストーリーの中心人物になると予想されます。
なので、テパステの今後の活躍からは目が離せません!